簡単に少額決済プラットホームを持てる「note」に登録して、いかに簡単に作れるか試してみた

note ――つくる、つながる、とどける。

最近話題の「note」に登録してみました。

noteとは、文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品を投稿して、クリエイターとユーザをつなぐことができる、まったく新しいタイプのWEBサービスです。

なんでnoteに興味を持ったかというと、とても簡単に決済システムを利用することができるからです。これまで僕がソフト開発とかで使ったことがある決済システムは、ベクターとPayPalなんですが、どちらも結構登録が面倒でした。しかもPayPalなんて、何年か前に手続きが複雑になってから、書類を提出する必要が出てきました。その書類は僕のような無職が簡単に手に入れられるようなものでなくて、結局決済システムとは使えなくなってしまいました。

それで最近、noteの記事をどこかで読んで、面白そうだったので登録してみることにしました。

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登録方法

登録方法は、とても簡単で3分もあれば済んでしまいます。

まずは、noteトップページに行ったら、「noteをはじめる」ボタンを押してください。

noteを始める

登録に必要な情報を入力します。新規アカウントを作る場合は、「メールアドレスで登録」ボタンを押して入力フォームを表示させ、メール、パスワード、ユーザー名、利用規約に同意して「登録」ボタンを押してください。

noteに登録する(記入済み)

あとは関心のあるジャンルを選択して

関心のあるジャンルを選択

プロフィールの設定をして(スキップ可)

プロフィールの設定

すると、登録完了画面が表示されます。

先程入力したメールアドレスに、登録確認メールが届いているので、文中のアドレスをクリックすれば登録認証も完了です。

登録完了

これで完全に登録完了です。プロフィール入力をスキップすれば3分もかからないかもしれません。

有料テキストを公開する方法

課金方法だとテキストで課金するのが一番手間がかかるかもしれません。とは言っても方法は簡単です。

管理画面から「テキスト」を選択します。

有料テキストを作成する

このような「新規ノート」が表示されるので、これにタイトルと、文章を入力します。

新規ノート

これに、販売したい文章をこんな感じで入力します。「+」ボタンを押せば画像も挿入できます。入力が終わると「公開」ボタンを押してください。

新規ノートにテキストを入力する

無料エリアと有料エリアのラインを設定します。ボーダーラインをドラッグ&ドロップで移動するだけで設定できます。設定が終わったら「決定」ボタンを押してください。

無料エリアと有料エリアのラインを設定する

最後にノートの価格を設定します。値段は、100円〜10,000円の範囲内で投稿者が自由に設定することができます。値段を入力したら「次へ」をしてください。

ノートの価格を設定する

値段の最終確認画面が表示されるので「公開」ボタンを押せば課金テキストの公開が完了です。

値段の最終確認

公開されたテキストの有料部分は以下のように表示され、有料部分は購入しないと読めなくなっています。

公開されたテキスト

「ノートを購入して続きをみる」を押すと以下のようにクレジットカード入力画面が表示され、ユーザーは、ここからカード情報を入力して料金を支払うことになります。

お支払い情報の入力

これが一番手間のかかる、有料テキストの作成方法です。それでも、次のたった3手順でできてしまいます。

  1. テキストの入力
  2. 無料部分と有料部分を分ける
  3. 料金の設定

有料イメージを公開する方法

イメージの課金方法は、簡単すぎでびっくりします。

まずは管理画面で、「イメージ」をクリックします。

有料イメージの公開方法

すると次のようなドラッグ&ドロップ画面が表示されるので、販売したい画像をエリアにドロップしてください。有料で公開する場合のイメージは2枚以上が必要です。たくさんアップロードして写真集として販売してもいいかもしれません。

画像をドラッグ&ドロップする

画像のアップロードが終わると、以下のように表示されるのでタイトルと値段、必要ならばイメージの説明を入力して「投稿」ボタンを押してください。

イメージアップロード後の入力

有料イメージは、このように公開されます。2枚目以降表示させるには、ユーザーに購入を促すようになっています。

河川敷に咲いていた桜  nelog  note

有料イメージを公開する場合は、主に以下の2手順で済みます。

  1. 画像をアップロードする
  2. タイトル、料金の設定

有料サウンドを公開する

有料のサウンドを公開する方法が最も簡単かもしれません。

例えば、春なので自作の「Spring」という曲を公開するとします。管理画面から「サウンド」をクリックします。

有料サウンドを公開する

すると、MP3のアップロードエリアが表示されるので、ドラッグ&ドロップでMP3をアップロードします。(音楽ファイルはMP3のみ)

MP3をアップロードする

サウンド情報の設定

曲のタイトルと、アーティスト名、料金を設定し「投稿」ボタンを押してください。必要なら、曲の説明を入力します。

サウンド情報の設定

公開された有料サウンドは、このように表示されます。ユーザーは「購入」ボタンを押してクレジットカードで曲を購入し、ダウンロードすることができるようになります。

公開された有料サウンド

有料サウンドの公開に必要な手順は、主に以下の2手順です。

  1. MP3のアップロード
  2. ミュージック情報・価格の入力

手数料など

クリエイターがコンテンツを販売する際に引かれる手数料は、以下のように書かれています。

noteは、売上金額から決済手数料を引いた額の10%を、プラットフォーム利用料として申し受けます。決済手数料は、売上金額の5%です。

例えば、1000円のコンテンツが売れたとして、855円がクリエイターの取り分になります。(振り込み料金260円除く)

1000円-50円(決済手数料5%)=950円
950円-95円(プラットホーム利用料)=855円(クリエイターの取り分)

この手軽さで、この手数料は良心的と言っていいんじゃないでしょうか。

僕がソフトを公開しているベクターなんてソフト料1000円を設定したら自動的に上乗せされ1155円で販売(1000円+利用者手数料+消費税)された挙げ句、クリエイターの取り分は、892円(1000円-作者手数料-消費税)ですからね。作者手数料が引かれるのはいいとして、お金を払ってソフトを買ってくれるユーザーにまで手数料取るのがなんか納得いかないんですよね。

まとめ

今まで何度か、課金プラットホームに登録したことがありますが、ここまで簡単で手軽なのはなかったです。

テキスト、イメージ、ミュージック、などの売りたいものを用意してから、設定に10分もかからず課金環境を作ってしまえるのは、個人クリエイターの負担をかなり軽減してくれると思います。