ウェブマスターツールのガイドラインにサイトが準じているかをチェックしてくれるツールがあったので紹介です。
目次
ガイドラインチェックツールとは
Googleのウェブマスターツールには、以下のようなガイドラインがあります。
参考 ウェブマスター向けガイドライン – ウェブマスター ツール ヘルプ
これに、できればしたがっていた方が、Google検索との親和性が高まります。
いちいち文章を読んでチェックするのは面倒です。けれど、How to follow the Google webmaster guidelinesというツールで、手軽にチェックすることができます。
ただ、ガイドラインは主に、以下の3つから構成されています。
- デザインとコンテンツに関するガイドライン
- 技術に関するガイドライン
- 品質に関するガイドライン
これらのうち、主に「デザインとコンテンツ」と「技術」に関するガイドラインにのみチェックできるツールです。
おそらく、「品質」に関するガイドラインは、人間が判断するか、高度な解析技術が必要なので、チェックできないものと思われます。
実際に品質に関するチェックはできないのか、試しに中国製の詐欺サイトでチェックしてみたのですが、品質に関するエラーは出ませんでした。
ツールの利用方法
How to follow the Google webmaster guidelinesを利用するには、単に、ウェブページのURLを入力し、「Go」ボタンを押すだけです。
チェック結果
チェック結果は、以下のように表示されます。
ガイドラインに準じてないものは、×(バツ印)で表示されます。
より良くできる項目は!(エクスクラメーションマーク)で表示されます。
ガイドラインに準じているものは、チェックマークで表示されます。
僕の場合は、訪問者用のサイトマップがないと×印が出ています。
あとは、Googleのクローラーが巡回できるようになっているか、ブロックされていないか等もチェックできます。
チェックできるガイドライン項目には、以下のようなものがあります。
- Robots.txtガイドライン(Robots.txt guideline)
- 検索エンジン向けサイトマップのガイドライン(Sitemap for search engines guideline)
- ユーザー向けサイトマップのガイドライン(Sitemap for users guideline)
- リンク量ガイドライン(Amount of links guideline)
- テキスト/イメージリンクガイドライン(Text / image links guideline)
- タイトル/Altガイドライン(Titles / Alt guideline)
- ダイナミックリンクガイドライン(Dynamic links guideline)
- If-Modified-Sinceガイドライン(If modified since guideline)
- 有料リンクガイドライン(Paid links guideline)
- ページスピードガイドライン(Page speed guideline)
ページを下にスクロールすると、それぞれのチェック項目の詳しい解説等、改善提案なども表示されています。
まとめ
このような感じで、手軽にウェブマスターツールのガイドラインに、合ったサイトになっているかをチェックできます。(品質に関するガイドライン除く)
これらのチェック項目に、厳密に従う必要はないと思いますが、サイト作成時に一度設定漏れがないか確認するという使い方には良いかもしれません。
追記:その他にも、以下の簡単なテストツールもあります。