Windows7から、タスクバーに「ピンどめ」機能が追加されました。
そのせいか、以前まであった、クイックランチ(起動)機能がなくなってしまいました。
クイックランチ機能というのは、Windowsのスタートボタンの近くにあったこういうものです。
僕はこのクイックランチの「デスクトップの表示」をかなり利用していたので、これがないと作業効率が下がってしまいます。
今回、新しいパソコンを購入し、クイックランチ機能の表示設定を行ったので、その手順を紹介したいと思います。
目次
主な手順
主な手順は以下の4手順になります。
- タスクバーから「新規ツールバー」を作成する
- フォルダーの選択(shell:quick launch)
- 作成されたクイックランチを右クリックし、タイトルなどを非表示に
- クイックランチの位置やスタイルを変更
やり方さえわかれば、1、2分で終わる作業です。
新規ツールバーの作成
まずは、タスクバーの何もないところを右クリックして、コンテキストメニューから、「ツールバー→新規ツールバー」を選択します。
通常、ツールバーは、フォルダを手軽に開くために作成されるので、フォルダ選択ダイアログが表示されます。
フォルダの選択からクイックランチバーの作成
クイックランチを作成するには、「フォルダ:」の入力ボックスに「shell:quick launch」と入力し、「フォルダーの選択」ボタンをクリックします。
すると、タスクバーに以下のように「Quick Launch」と書かれたクイックランチバーが作成されます。
通常は、タスクトレイの近くに作成されます。
クイックランチバーのキャプション非表示
クイックランチバーは、作成されましたが、「Quick Launch」の文字は、場所をとりますし不要です。ですので、削除したいと思います。
文字を削除するには、クイックランチバーを右クリックして出るコンテキストメニューの「ボタン名の表示」と「タイトルの表示」のチェックを外します。
チェックを外すと、このようになります。
すると、以下のような見なれたクイックランチバーが表示されました。
位置やスタイルの調整
最後に、クイックランチバーをドラッグなどして、位置を移動します。
位置を移動したら、今度は幅の設定などを行い、好みの大きさに調節します。
良い位置が決まったら、タスクバーの右クリックメニューから、「タスクバーの固定」を行っておいても良いかもしれません。
まとめ
このように、簡単な作業でクイックランチ(起動)バーを表示させることができました。
ただ、単に「デスクトップの表示」なら、タスクトレイの右側をクリックしても、デスクトップを表示することはできます。
ただ、左右に「デスクトップの表示」機能を持たせることによって、マウスカーソルに近い方を利用できるようになり、作業効率が多少上がります。
ショートカットキーで「デスクトップの表示」を行う場合は、「Windowsロゴキー + D」で行うことができます。