ホーチキの無線連動式火災報知器で逃げ遅れを防ぐ!

無線連動式の住宅用火災報知器3個

先日、朝に目が覚めると部屋が何だか焦げくさいということがありました。

それで、壁にあったとある電化製品の操作パネルを見ると以下のように少し溶けて穴が開いていることに気づきました。

どういうわけか電化製品の操作パネルに穴が開いていた

これを見た途端「もしかして漏電か!」ということで、裏面を見てみるとこんな感じになってました。

操作パネルの裏面にはもっと大きな穴が開いていた

この操作パネルが取り付けられていた壁(コルクボード)には、こんな焦げ跡が残っていました。

コルクボードの焦げ跡

僕は、これを見た後、恐怖で全身から血の気が引きました。

僕は、こういったことに全く気づかず朝までグースカ寝ていたことになります。

加えて、僕は事故の後遺症で、身体に障害があり自分で逃げることができません。もう少し強く火が出ていたら、おそらく逃げることができず焼け死んでいたでしょう。

僕も、まさか操作パネルが燃えるとは思わず、壁のコルクボードに貼り付けていました。そして、上の方には、紙なども貼っていたので、そこに燃え移っていたらと思うと、今でも心臓がバクバクします。

これを見て、多少なりとも家が燃えるということは非常に恐ろしいことだと気づきました。

なので、家の防火体制を見直すことにしました。

それで購入したのが、ホーチキの無線連動式火災報知機です。

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実際に購入したもの

で、実際に購入したのが、以下の「ホーチキ 無線連動タイプ住宅用火災報知器」です。

ホーチキ 【新 無線連動方式】住宅用 火災警報器 (煙式) 3個セット SS-2LR-10HCT3A

僕が購入したものは、以下のような特徴があります。

  • 煙感知式
  • 15台まで無線で連動して作動する
  • 電池寿命が長寿命の10年
  • 簡単に設置できるように工夫されている

3台セットで15台まで連動でき10年と長寿命

その他の特徴として、以下のようなものもあげられます。

ホーチキ 無線式火災報知機の特徴

箱から、中身を取り出すと、こんな感じで機器が3台入っています。

ホーチキの住宅用火災報知器3台セット

分かりやすいようにするためか、1台1台に説明用のシールが書かれています。

分かりやすいように1台1台に説明シールが貼られている

設置するために、袋から中身をすべて取り出しました。

ホーチキの火災報知器を3台並べた状態

1台1台それぞれに、自動試験機能付きで、テストボタンも付いています。

単体それぞれに自動試験機能付き

火災報知器の大きさは、スマホと比較するとこんな感じです。

スマホと比較したホーチキの大きさ

裏面は以下のようになっており、取り付け具が付属しています。

ホーチキの裏面(取付具がついている)

こういう大事な機器は、信頼性こそ重要なので、「MADE IN JAPAN」と書かれているとやはり頼もしいです。

取り付け具と火災報知器は別々にすることができます。

取り付け具と火災報知器

これにより、まずは取り付け部品を天井にネジで固定してから、火災報知機本体を取り付けられるようになっています。

あとはこんな感じで、上にネジで設置すればOKです(ネジも付属しています)。

天井に設置した火災報知機本体

天井に取り付けるのが大変な場合は、ネジ一本で天井付近に取り付けられるようにフックが付いています。

ネジ一つで壁にかけることができる

ホーチキの無線連動式火災報知機を購入した理由

今回、ホーチキの火災報知機を購入したのは、以下の理由があります。

  1. 無線で連動して他の火災報知器からも警報音が出る
  2. 10年と長寿命
  3. 取り付けと設定が簡単

僕の場合、この火災報知器が最も適したものでした。以下でその理由について説明したいと思います。

無線で連動して他の火災報知器からも警報音が出る

僕の場合、四肢に障害があって寝たきり状態ということもあり、もし火事が起こっても、初期消火はおろか、逃げることもできません。

なので、仮に火事が起こったとしたら、誰かに第一に知らせる必要があります。

ただ、もしそんな事態が起こっても、僕の不自由な手では、すぐにコールボタンを押して家族を呼ぶことができません。もし火災が起こっていたなら、気が動転してなおさらコールボタンを押せないなんてこともあり得ます。そして、それが夜だった場合は、コールボタンの小さな音では家族が起きないなんてことも考えられます。

不自由な手で何度もコールボタンを押せば、しばらくしたら家族は駆けつけてくれるかもしれません。けれど、そのしばらくという、ちょっとした時間が火事の場合は、大きな時間になります。

できれば、煙が上がったら早く駆けつけて、初期消火ができれば被害を最小限に食い止めることができます。

そこで、必要となってくるのが、無線連動式の火災報知機です。

この火災報知機を、例えば「自分のいる寝室」、「家族がいる居間」、「家族の寝室」、「火の出やすい台所」などに設置しておいたとします。もし、火災が起こった場合、どれか1つの火災報知機が作動すれば、全ての火災報知器に無線で知らされ、警報音が90デシベルの大音量で家中に知らされます。

1つの火災報知器がなれば、家中に火災を知らせる

これにより、火事の起こった場所に、すぐに家族が駆けつけることができ、大勢で初期消火を行うことができます。3人家族だったとしたら、以下のような役割分担もできるかと思います。

  • 1人が消火器を使って初期消火
  • 1人が消防署に連絡
  • 1人が他に異常がないかを確認(ない場合は消火を助ける)

もし、初期消火できない状態だったとしても、逃げ遅れは出来る限り防げるのではないかと思います。

10年と長寿命

電池寿命が長寿命

あと、1度電源を入れれば、電池が10年も持つというのは取り替えの手間が省けます。

5年とかの火災報知器だと、何だか少し短いような気がします。

10年使用した火災報知機は、また全て買いかえて利用しようと思います。10年も使用できれば、新しく買いかえたとしても、大した金額とは感じませんし、満足度の方が高いでしょう。

取り付けと設定が簡単

上の方でも触れましたが、ホーチキの火災報知機は、取り付けと初期設定が非常に簡単でした。

まず、無線式にありがちな、親機子機の区別がないので、「これは親機だから」とか難しいことを考える必要はありません。

親機子機の区別がない独自の通信方式

ただ取り付けて、説明書通りに設定すれば、勝手に相互通信しあって、火事を知らせてくれたり、電池が切れていたら教えてくれたり、機器に異常があったら知らせてくれたりしてくれます。

僕が今回購入した火災報知機は、3個セットだったのですが、少し台数が足りなかったので、もう1台追加し4台体制にしました。

ホーチキの無線式シリーズの場合、15台までなら、後から追加購入して無線で連動させることができます。

台所などと連動させるには、熱式とも無線連動させることができます。

まとめ

平成18年6月1日から消防法改正により、火災報知器の設置が義務化され、寝室などに火災報知機がついている家も多いかと思います。

けれど、単に火災報知機がついているだけで連動していなかったら、火災が起こった場所だけ火災報知機が鳴り、「2階で眠っている人は気づかない」なんてことも起こり得ます。

しかし、無線式連動式にしていれば、遠く離れた部屋で火災が起こっていたとしても、報知器がなったと同時に、その他全報知器に通知され、避難の初期動作を速やかに行うことができると思います。これにより、逃げ遅れの可能性は、大きく下がるのではないかと思います。

また、火事に気づいた人が、「2階の家族に知らせている間に火元が大きくなって、初期消火ができなかった」なんてことになる確率も減らせるのではないかと思います。

火事が起こったときは、全員が即座に集まって、それぞれの役割を果たせば、火事の被害は最小限に食い止められると僕は思います。

そんな、「火事は起こって欲しくないけど、もし見舞われた時に出来る限り被害を食い止めたい」なんて場合は、「ホーチキの無線連動式火災報知機」は、かなり良い選択になると思います。

この無線連動式報知器は、確かに多少値段が高いです。けれど、わずか数千円値段の高いものを購入して10年間家の安全を高められるのであれば、僕は決して高い買い物ではないと思います。

無線連動する火災報知機を追加購入するなら。

キッチンは、煙が出やすいので熱感知式がおすすめ。

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