ブログのページビューが、これまでの経験上ありえないくらい急落しました。
ブログ開設から約3ヶ月半、毎日平均4~5時間かけて一日当たり1.4記事のペースで書き続け、その成果もあってかPV数も右肩上がりで先日2500PV/日までになりました。ここまでは良かったんです。
そしてその日、目にしたテレビ番組をきっかけに書いた記事を投稿したところ、Twitter200、Facebook700、はてブ30くらいの小~中程度のバズを起こしました。これが良くなかった。バズがよくなかったというより僕が良くなかった。浅はかでした。PVは最高値で6000まで行ったものの、その後急落。500未満になってしまうという大惨事に…。(今日なんて300未満になるくらいの勢い…)
このとき、僕のブログに何が起こったのか?猛省とともに振り返ってみたいと思います。
photo by Tim Caynes
目次
そもそもどんな記事?
これまで僕の中では順調だったブログ運営が、なぜ急にこんなことになったかというと、全ては僕が書いた「NHK教育はクラシック「カトゥリ・カルミナ」で歌われる「お〇ぱ〇」「ち〇〇ん」連呼のちょっとお下品な歌詞をいかにして公共の電波に乗せたのか」という記事のせいだと思います。伏せ字になってる部分と、リンク先がウェブ魚拓になっているのは、勘弁してください。今回のことで、記事を僕のブログ中に置いておきたくなかったので消してしまったからです。
簡単に経緯を説明します。あるニュースをきっかけに僕は、「カトゥリ・カルミナ」という大変下品な…もとい上級者向け歌詞のクラシック曲がある事を知りました。(歌詞についてはまるでエロ小説!? なクラシックの歌詞に仰天を参照してください。)その曲の歌詞がものすごく卑猥にもかかわらず、4月13日にNHK教育「クラシック音楽館」にて放送されるというじゃありませんか。
僕は、そんな卑猥な歌詞がどのようにNHK教育で放送されるのか興味があったので、番組を視聴し、その番組内で卑猥な歌詞がどのように公共の電波で放送されたかを記事にしました。
その記事が、それなりにバズったわけです。そのバズが終わったと同時にブログへのアクセスが、バズ以前よりも激減しました。その原因については自分の考察も含めながら後で書きたいと思います。
アクセス解析の様子
さて、実際にアクセスはどうなったか?アクセス解析の様子を見てもらった方がわかりやすいので載せます。このグラフは1月にブログを開設してから昨日までのPVの推移です。
順調に、右肩上がりで上がっていたPVがバズを境に激減します。
SFに出てくる宇宙発射用カタパルトか!っていうくらいの形になってますね。ははは…。
一応直近1ヶ月のPVの推移です。
明らかに、バズ前のPV以上に落ちています。現在のPVから問題のページへのPVを引くと500未満(今日は300未満予定)になります。
このPV減少の1番の原因は、Googleからの流入数の減少です。今回のことで何かしらのペナルティーを受けているのだと思います。現に、以下で書きますがキーワード順位の下落っぷりがハンパないです。
キーワード順位の様子
このブログは一応Amazonアソシエイトなどで収益化しているので、狙っているキーワードがありました。
それらのキーワードが現状どうなったか?
これが昨日の状態です。
それが今日、こうなりました。
あばばばばばばばばばば!!!!あばば…あば…。もう吐きそうです。それにしても、こうなったとたんのBingの爆上げは何なんでしょうか。
個別のキーワードを見ても昨日を境にふっ飛ばされているのわかります。
こういったキャプチャーを撮るのは精神衛生上良くないので、ここまでにしておきます。
これまでにやった外部リンク系のSEO
こんなことになってしまった原因の前に、「何かブラックハットSEO的なものが原因でペナルティーを受けたんじゃないの?」と思われるかもしれませんので、僕のこれまでやった外部リンク関係のSEO対策を載せておきます。とはいっても対策と言うほどのものではないです。
これまで行った外部リンクによるアクセスアップ作業はこの二つだけです。
- 旧ブログのサイドバーからブログ移転のお知らせとともにリンク
- ブログリンク集に一つ登録した
これだけです。これだけでは流石にブラックにはならないと思います。ですので、今回の問題の記事のバズがアクセス激減の原因ではないかと推測しています。
何がだめだったのか?
で、結局何がだめだったのかというと、それは僕が何気なく書いてしまった以下の記事が全てだと思います。
この伏字になっている部分は、ちょっと性的なキーワードです。リンク先を見てもらえるとわかるのですが、詳しく言うと、「女性の胸の名称」と「男性の股間のかわいい名称」になっています。いずれも、日常会話でよく使われる言葉なので、軽い考えでタイトルに使ってしまったのが、今回の一番の問題だったと思います。
そして記事の内容にしても、ほとんどは、「カトゥリ・カルミナ」の歌詞なんですが、その歌詞があまりにも官能小説的すぎたのにも原因にあると思います。
その記事が、幸か不幸かバズってしまいました。
タイトルに性的な言葉を2つを含んだタイトルは、ネット上に拡散され、ブログタイトルがアンカーテキストとしてリンクが貼られます。Twitterなどはアンカーテキストになるわけではありませんが、誘導URLの手前にリンクの説明としてタイトルが書き込まれることが多いです。
そうなることでどうなるか?Googleは、被リンクのアンカーテキストや周辺のテキストを解析して、リンク先がどのようなページかを判断します。これを「アンカーテキスト連関」というそうです。
アンカーテキスト連関とは、リンクに用いられるアンカーテキストがリンク先のWebページの内容を示す説明文であるとして、被リンク先のアンカーテキストの内容からキーワードとWebページの適合度を測るスコアリングアルゴリズムです。
SNS一つ一つのつぶやきなどが、Googleにどこまで影響を与えるのかはわかりませんが、今回のことでSNSから多くの被リンクが卑猥なアンカーテキストと同時に張られたことになります。
ここからは、僕の推測なんです。今回僕のブログに、「アンカーテキスト連関」として大量の「お〇ぱ〇」「ち〇〇ん」という言葉とともに被リンクを受けました。それによりGoogleアルゴリズムは、僕のブログのことをアダルトサイトと認識した(もしくは疑いをかけられた)のではないかと思います。アダルトサイトとされたものが、Googleの検索結果の上位になれるはずがありませんよね…。
以下はGoogle AdSenseのプログラムポリシーですが、AdSenseではビキニの画像でもアダルトコンテンツとみなされます。
Q. ビキニを身に付けた女性の画像はアダルト コンテンツに該当しますか?
A. AdSense ポリシーでは、わいせつなポーズや挑発的なポーズのほか、乳房、尻、股間の拡大表示を含む画像または動画コンテンツは、性的欲求を刺激するコンテンツと見 なされます。そのため、該当のビキニの画像にわいせつまたは性的なものを暗示する印象がある場合は、アダルト コンテンツと見なされます。
AdSenseがこれですから、当然Googleもアダルト的なものを好いているわけがありません。実際に「お〇ぱ〇」「ち〇〇ん」というキーワードは、Googleで検索しようとしても、サジェストすらされません。Googleの恩恵を得ようと思うのなら、日常的によく使う言葉だからと言っても、安易にWEB上で使うべき言葉ではないのだと思います。
というわけで、今回の僕の猛省点はこちらです。
- 軽々しく性的な言葉をブログに書いてはいけない
- 日常言葉と思っていようとアダルトキーワードと思われるものは使ってはいけない
- ましてや、性的文章にまでなってしまうと更にいけない
- そして性的キーワードを含むタイトルにするなんて言語道断
ということです。特に最後の性的キーワードを含むタイトルにすると、万が一バズった時に取り返しがつきません。
これに対して行った対策
こうなってしまったからには、何とかして対策をしたいもの。今現在で僕が行った対策は、これです。
- 問題のページの削除
- 問題のページの魚拓を撮ってWordpressのリディレクション機能を使って、問題のページに来たトラフィックは、魚拓のページに飛ばす(一応まだSNSからの流入があるので、それの対策。もしかしたらこういうことすらしないほうがいいのかも?←SEO疑心暗鬼)
- とりあえずTwitterで自分でつぶやいていた問題ページリンクを含むつぶやきは全て削除
今更自分のつぶやきだけを消しても、どうにもなりませんが、多少でも薄まればと思ってです。
他にできることがないのか、現在調査中ですが、どちらにしろしばらく経緯を見守るしかないようです。
まとめ
今回軽い気持ちで書いてしまった記事が、僕にとってはとんでもないことになってしまいました。完全に僕の不手際だったために、自分の浅はかで軽率な行動が悔やまれます。
これが、大手ならたいしたこともないのでしょうが、始めて3ヶ月程度のペーペーブログになると影響が大きすぎたようです。
今後、2~12週間くらいを見て、インデックス順位が元に戻れば良いですが、さてどうなるのでしょう。経緯は追って記事に書くと思います。更新も、続けるつもりではありますが、この状況が続けば心が折れかけることもあるかもしれません。しかし「ブログ開設当時全く人が来なかった時よりもまし」と考えて気楽にやっていくしかないようです。
皆さんのブログも、性的キーワードの使用にはくれぐれも気をつけてください。
※Google検索の中のことはGoogleの人にしかわからないので、あくまで参考程度にとらえてください。
その後、どういったキーワードの使い方に問題があったか検証してみました。
【お○ぱい無罪!?】AdSense禁止コンテンツのボーダーラインを探る!どんな性的表現がNGなのか?
アダルトサイトでもページランクが高いところはあるみたいですよ。あと、アダルトだと、アドセンスが停止されるほうが影響が大きいです。ただ、単純に急激に検索から流入するようになると、記事がちゃらい場合、インデックスからもすべて記事が消されてしまうらしいですよ。もうひとつ、予想しているのは、個人のサイトへの流入量が規定の量に達しって、それまでに、有効な被リンクが確保できなければ、落ちるというのはありそうです。例えば、ツイッターのフォローアー2000人の壁みたいに。あとは、大波小波がおきるようになっているだけで、なにもしていないのかもしれませんね。