健康な生活に、塩分控え目の食事は重要です。
というのも、塩分は、血圧と密接に関係があるからです。
塩分を過剰に摂ると、血液中のナトリウム濃度が高くなります。そうなると、中枢神経の働きにより、喉が渇き、多くの水分を摂取します。水分を多く摂ると、結果に流れる血液量が増え、高血圧となるメカニズム。
高血圧になってしまうと、動脈硬化の原因になります。動脈硬化になると、脳梗塞、心筋梗塞の最大の原因になりますし、あまりにも高血圧状態が続くと、心臓に無理な負担が続き、心臓肥大や、心不全なんてことも起こりえます。
なんていうことを、テレビ番組で見て、怖くなった僕は、早速塩分計を購入して、我が家の味噌汁の塩分濃度を計ってみることにしました。
それで購入したのは「塩分計る君」です。
目次
実際に購入したもの
で実際に届いたのが以下です。
自動補正機能付きで、幅広い液体温度(10~80℃)に対応している塩分計「塩分計る君」です。
中に入っているのは、たったこれだけです。
- 塩分計本体
- アルカリボタン電池LR44 ×3
- 取り外し式の計測スプーン
塩分計る君の使用準備
塩分計る君を使用するには、ボタン電池をセットする必要があります。
セットするのは非常に簡単で、本体裏側のカバーを外します。
あとは以下のように、電池をはめ込んでカバーを閉めるだけです。
塩分計る君の使い方
使い方は簡単、たったこれだけです。
- 計測ボタンを長押しする
- 味噌汁などに塩分計先端を浸ける
塩分濃度の目安
上記のように利用することで、0.3%~1.3%の塩分濃度まで測ることができます。
この塩分計る君の塩分濃度の目安は以下のようになっています。
- 濃い:1.1~1.3%
- 中くらい:0.9%
- 薄味:0.7~0.3%
健康な生活を送るための塩分濃度の目安は、0.9以下となっています。
塩分計る君の製品仕様
以下が、パッケージの裏側に表記してあった製品仕様です。
製品仕様を見てみたところ、この塩分計の特徴として「測定温度」の範囲が10℃~80℃とかなり広いです。かなり熱々の味噌汁でも測定範囲内です。他社製品だと10℃~50℃とかだったので、ここら辺は素晴らしいところです。
パッケージの背表紙を広げると、詳細な説明書もついています。
実際に塩分濃度を計ってみた
早速、塩分濃度も測ってみました。
計測対象は、広く日本中で飲まれていると思われる「永谷園のあさげ」カップ味噌汁です。
カップの中に、味噌やかやくを全て入れます。
あとは、作り方の指示通りにカップの内側の線までキッチリとお湯を注ぎます。
あとは、先程「使い方」で説明したように、塩分計る君で塩分濃度を計ります。
計測用のスプーンつきなので以下のようにして計ることもできます。
測定した結果、「永谷園 あさげ」の塩分濃度は「1.1%(濃い目)」と出ました。
僕は、インスタント味噌汁を飲むことがあるときは、いつも「しょっぱめだなぁ」と思いつつ飲んでいたので、だいたい体感と同様の結果が出ている感じです。
僕の家は、薄味の家系なので、インスタント味噌汁を飲む場合は、お湯を多めに入れて飲んでいます。
まとめ
ちなみに、我が家の味噌汁を、塩分計る君で計ってみたところ、「0.5%(薄め)」と出ました。
僕の家は、僕が子供の頃から味の薄い味噌汁です。なので、普段から飲んでいる味噌汁が健康に良さそうな塩分濃度だったことに、少し安心しました。
それにしても、ボタンを押して、3秒くらいで塩分濃度を計ることができるので、いつでも計りたいときにパパッと計測できるのは手軽でいいですね。
というわけで、「料理などをしていて減塩のため手軽にスープの塩分濃度を計りたい」とか「健康診断で高血圧と出たので塩分量に気をつけたい」なんて場合は、塩分計る君は非常に簡単でお勧めです。