20歳の新卒サラリーマンが突然身体障害者一級になると月にいくら貰えるのか?

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昨今、年金の未納が問題になっています。

最近ですと、国民年金滞納者が強制徴収へなんてニュースも話題になりました。

しかし今回は未納ではなくて、払っていた僕の話です。

僕は20歳のときに、事故で身体障害者一級になりました。年金は、20歳から徴収されるので僕の場合は、国民年金を払い出してから6ヶ月、就職して厚生年金も払うようになってから4ヶ月のときでした。

保険で言ったら、障害保険に掛け金をかけ出してから、すぐに怪我をしてしまって、大したお金も払わず保険金がもらえてしまったみたいな状態です。

当時は、年金を納めていたら障害者年金制度も適用されるなんて知りもしなかった頃ですから、狙ったわけではないですよ!知ってても、絶対狙わないですけど。

ということで今回は障害者年金の話です。

photo credit: Alex E. Proimos via photopin cc

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結論から先に言うと

僕の場合ですと、障害者年金は月に12万7408円もらえます。

障害者年金は2ヶ月に一度銀行口座に振り込まれるので、先程の金額は、直近の振り込み額25万4816円を2で割ったものです。年間でいうと150万円ぐらいになります。

このうち月額8万1092円(年額973100円)が国民年金です。(一級の場合、平成25年10月分からの年金額[定額])

残りの、月46316円(年額55万5792円)が厚生年金になります。

それぞれの年金について、次で詳しく説明します。

国民年金(障害基礎年金)

65歳までに初診日のある病気やけがで障害になった場合には、障害基礎年金を受給することができます。

受給条件

国民年金(障害基礎年金)の、受給条件は厚生労働省のページで以下のように書かれています。(20歳以上の場合)

  • 保険料納付済期間(保険料免除期間を含む。) が被保険者期間の3分の2以上ある者の障害。
  • 20歳未満のときに初めて医師の診療を受けた者が、障害の状態にあって20歳に達したとき、または20歳に達した後に障害の状態となったとき。

要は、20歳以上で障害者になって、払わなければいけない期間の3分の2以上で年金を納めていれば受給できます。

僕の場合は、納める必要があった期間は6ヶ月だったので4ヶ月納付していれば貰える計算になります。

年金額

受け取ることができる年金額は、以下のようになります。

【1級】 778,500円×1.25+子の加算
【2級】 778,500円+子の加算

子の加算

  • 第1子・第2子 各 224,000円
  • 第3子以降 各 74,600円

※子供は、18歳未満、もしくは20歳未満の障害者であること。

なので、障害一級で子供が2人いる場合は、

77万8500円×1.25(97万3100円)+22万4000円×2(44万8000円)=142万1100円

になります。

参考 日本年金機構

厚生年金(障害厚生年金)

会社などで働いている正社員の場合は、会社が厚生年金をかけていてくれるはずです。

受給条件

加入期間中に初めて医師の診療を受けた傷病による障害。ただし、障害基礎年金の支給要件を満たしている者であること。

簡単に言うと、サラリーマンが怪我などで障害者になり病院にかかったとします。そのとき厚生年金を払っていれば(会社がちゃんと払っていれば)貰えます。

年金額

【1級】
(報酬比例の年金額) × 1.25 + 〔配偶者の加給年金額(224,000円)〕
【2級】
(報酬比例の年金額) + 〔配偶者の加給年金額(224,000円)〕※対象者のみ
【3級】
(報酬比例の年金額) ※最低保障額 583,900円

計算が複雑なので詳しいことは割愛しますが、加入期間の長さに比例して増えます。

僕の場合は、加入期間が短かったので、おそらく最低支給に近い金額だと思います。年をとってから障害を負うともっと多いです。

参考 日本年金機構

年金について思うこと

年金について、僕に関して言えば、払っておいてよかったと思います。

障害者の身になってみて、「年金を払ってなかったら…」と思うと正直ゾッとします。

払っていなくても、一応支援費という市町村の制度があるんですが、これだけだと月に2万円も届きません。足りない生活費は、親や親族に頼ることになると思います。

実際、今も生活の面では親に頼りっ放しなんですが、その上金銭面まで負担をかけてしまうと、おそらく申しわけなくて精神的にやられていたかもしれません。

今のご時世、年金を払っているけど「自分が老人になって、もらう時にはマイナスだ」と思いながら払っている人は多いかもしれません。

けれど、高齢者になる前に、こういった受給の可能性もあるのだということで。

経済的に、国民年金保険料を支払うのが難しい場合は、「保険料免除・納付猶予」手続きを行うことで、支払いを免除したり、納付の猶予を受けたりすることが可能です。詳しくは以下を参照してください。
参考 保険料を納めることが、経済的に難しいとき|日本年金機構
学生時は、納付を猶予する制度もあります。詳しくは以下を参照してください。
参考 学生納付特例制度|日本年金機構

『20歳の新卒サラリーマンが突然身体障害者一級になると月にいくら貰えるのか?』へのコメント

  1. 名前:ゆうすけ 投稿日:2017/10/07(土) 02:57:46 ID:9cba57270

    失礼します。ゆうすけといいます。
    いつもブログのテンプレートでお世話になっています。
    わいひらさんのブログを参考に勉強させてもらおうと思って最初から閲覧し始めたらこの記事に行き着きました。

    僕の場合は統合失調症なので精神のほうで障害基礎年金の2級を受給させてもらっています。そしてなぜだか分からないのですが年金が永久認定になっています。とても不思議です。珍しらしいです。まあ今は関係ない話ですが。

    僕は24歳くらいの頃から障害基礎年金を受給しているのですが、実は20歳になってから年金の保険料は1度も払ったことがありません。ご存知かもしれませんが年金の保険料は各役場の年金課にて免除申請が可能です。自分の世帯の収入に応じて半額免除だったり全額免除だったりします。僕の場合は家が貧しかったことと、20歳を超えても通信制高校に通っていたこともあって全額免除になっていました。そのため年金の保険料を1度も納付していないのに障害基礎年金を受給することが出来ました。

    この記事には免除の記載がないようだったので一応コメントさせて頂きました。

  2. わいひら 名前:わいひら 投稿日:2017/10/09(月) 19:47:37 ID:ab6828f41

    学生などに、納付特例制度があるのは知っていましたが、一般でそういう免除制度があるのは知りませんでした。
    本文に追記しておこうと思います。
    教えていただき、ありがとうございます!

  3. 名前:やまだ 投稿日:2017/11/03(金) 19:31:36 ID:3328af9ee

    払えません(泣
    厚生年金払ってきましたがパワハラ過労でうつ病退社、年単位で人生を奪われ失いました・・・誰も保障してくれないもらい事故に遭ったようなもんです。
    国民年金に切り替えるべきだったのですが、薬漬けでそんな状況にもなく年単位で払っていません。払えないから。だから何かあってもこのままだと完全に払い損。

    減免しに行った人の話によると、本人の年収が0でも同居の家族で世帯年収がある場合はそちらに請求が行くというおかしな話になっているので怖くて行けないんです。

    実家に戻ってる時点でも負担なのに自分の年金を親が払ってくれるはずありません。と言うか精神的にさらに負担になるので役場がこわい。宙に浮いた状態だから将来的に危険でも今だけ何とかなっていても一度動かした物はずっと付きまとわれますから・・・こうやって事故や障害はいつ来るかわからないし払いたいんですよ本当は。

    空白の期間は次に就職(できたら)する時にまとめて請求されるのかなとか、その辺も怖くてろくに仕事も探せません。一度レールを外れた人間にまともな職があるはずもない時代ですが。
    回復してきてそろそろ動きたいのですが、分割でも一気に来たら冗談抜きにワープア通り越して死ねる金額です。別件を検索してみたら経験者がおられたので正直に吐いてみました。

  4. わいひら 名前:わいひら 投稿日:2017/11/06(月) 18:57:25 ID:a8c11349c

    結局のところ、「自分はどうしたいのか?」ということだと思います。
    現状を知るのが怖くて動き出せないのであれば、そのまま動かないでいるのも1つの選択だと思います。
    現状を少しでも知って、先の見通しを立てるのであれば、お近くの年金事務所に相談するとかしかないかもしれません。
    日本年金機構では、電話での相談にも対応しています。
    http://www.nenkin.go.jp/section/tel/index.html
    まずは電話で懸念材料をクリアにするところから始めるのもアリではないでしょうか。