死後もドメインを可能な限り存続させる方法【ムームードメイン】

サイト運営をしていて、一番やってはいけない失敗の一つは「ドメインの失効」ではないでしょうか。

これをやってしまうと冗談抜きでサイトが死にます(死に等しい)。

サイト運営者たるもの「ドメインをなるべく失効しない方法」を考える必要はあると思います。

ということで今回は、例え自分が死んだとしても、できる限りムームードメインのドメインを失効させない方法を考えてみました。

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ドメインが失効してしまうと

サイトをガチで運営しているなら、「ドメインの失効だけはしてはいけない」と日々思います。

というのも、全てのページへのサイト訪問者はドメインを経由して訪れるからです。

ドメインとページの関係

このアクセスの元締めとなるドメインを失ってしまうと、全てのアクセスを無にしてしまうのと同義です。

なので、サイト管理者は常にドメインが失効しないか気にしている必要があります。

本人が生きていれば失効リスクは低い

ただ、本人が生きていれば、そのリスクは低いと言っていいでしょう。

本人の監視が行き届いていれば「クレジットカードで自動払いにする」とか「そのクレジットカードが期限切れではないか」等々、いろいろ対策することはできるからです。

ドメイン期限が切れそうになったら、メールも届きますし。

本人死亡時はそうはいかない

しかし、サイト運営者が死亡してしまった時は話が変わってきます。

本人死亡時点で、ドメインを「クレジットカード自動払い」にしている場合、以下のような経緯をとることが予想されます。

  1. サイト運営者死亡
  2. 運営者のクレジットカードがいずれは無効になる
  3. ドメイン切れになってもクレジットカードから支払いが行われない
  4. ドメインが失効しサイトが表示されなくなる

ムームードメインヘルプにも以下のように書かれています。

Q.ドメインの契約が終了するとどうなりますか?

ドメインの契約が終了した場合は、ドメインが無効になり、そのドメインで作成したサイトの表示や、メールアドレスのご利用が正常に行えなくなります。

ムームードメインの契約期間が過ぎた際に起こることは、以下に詳しく書かれています。

ドメインの管理はドメイン取得事業者(ムームードメイン)お知らせメールのcheckから! ドメインの更新をしないとサイトが表示されない・・・何故?? どの位で回復するか? 契約期間が過ぎてしまう前に更新しないと、他にはどんなリスクが?? ドメイン契約期限が切れた事に気が付いたら、直ぐ動く事が大事です。 ドメインの状態を確...

一応、ムームードメインアカウントは家族が相続できる

一応、ムームードメインの場合、本人が死亡しても家族が相続できるようにはなっています。

ムームードメインで、個人間の相続はできますか?

以下がサポートからの回答。

もしご契約者がお亡くなりになった場合、弊社といたしましては、『ご登録者様のご親族(証明ができる方)』へドメインの管理権限を移行するお手続きにて、承っております。

誠に恐れ入りますが、ご親族の方以外への譲渡・確認手続きが行うことができませんこと、ご了承ください。

参考 個人死亡時にムームードメインのアカウントは相続できるのか?

ただ、「サイト運営者の家族」がサイト運営経験があるとは限りません。

死亡後の様々な手続きでバタバタしているときに、故人サイトのドメイン失効など気づかないのが普通かと思います。もしくは、「ドメインって何?」というレベルの方がほとんどなのではないかと。

しかし、そんな場合であっても、サイト運営者本人の設定次第で、できる限り「ドメイン失効」を防ぐ手だてはあります。

以下では、思いつく限りその方法を紹介したいと思います。

僕はドメインサービスは、ムームードメインに一元化しているため、ムームードメインでの方法になります。

対策1:ドメイン契約期間を出来る限り長くして購入する

.comや.net等のドメインの場合、ドメイン契約期間は複数年に設定して購入することが可能です。

ドメインをお9年まとめて購入した場合

ムームードメインの場合は、9年分をまとめて購入することも可能です。現在契約中の期間も含めると最大10年契約を行うことが可能です。

これならば、例えサイト運営者が明日死亡したとしても、死後約10年はドメインを存続できます。

ただし.jp等ではこの手は使えない

ただ、この方法は当サイト(nelog.jp)のような.jpドメインでは利用できません

というのも、.jpは基本的に1年ごとの契約だからです。現在契約中の期間も含めても最大2年です。

.jpは複数年契約出来ないのですか?

と一応サポートの方に聞いてみても、無理なようです。

ドメインの更新期間につきましては、「.jp」や「.co.jp」ドメインは、上位ドメイン登録機関JPRSにて『1年契約』のみと定められておりますため、複数年契約いただけません。

なのでドメインを複数年契約したい場合は、「.jp」や「.co.jp(個人での取得は難しい)」ドメインは取得しないことをおすすめします。

正直、値段も高いですし他にも不便な点があって、通常の個人サイト運営であれば、あまりおすすめではありません。

僕の場合は、.comより一文字短いということで、.jpにしました。一文字でも短い方が覚えやすいので。僕はこの一点の利点において.jpにしたようなものです(※もちろん利用ケースによっては他にも利点はあります)。

対策2:ポイントチャージ機能を利用する

ムームードメインの場合、.jpのような短期間契約のドメインであっても「とにかくドメイン失効をしづらい設定」にすることができます。

主な手順

「ドメイン失効をしづらい設定」にするには、ムームードメインの運営元のおさいぽ!を利用する必要があります。

おさいぽ!は、ネット上に現金と同等のポイントをチャージできる、ネット財布サービスです。

主な手順はこちら。

  1. おさいぽ!のアカウントを作成
  2. おさいぽ!でポイントをチャージ
  3. ムームードメインでクレジットカード自動決済の解除
  4. ムームードメインでおさいぽ!ID認証を行う
  5. ムームードメインでおさいぽ!決済に設定

以下で詳しく設定方法を説明します。

おさいぽ!のアカウントを作成

まずは、ネットお財布サービスのおさいぽ!てアカウントを作成します。

『おさいぽ!ポイント』で『ロリポップ!』『heteml』『ムームードメイン』『グーペ』『プチ』『カラーミーショップ』『30days Album』のお支払いができます。『おさいぽ!』なら即時決済できます。

登録時には、電話による認証が必要なので、電話番号は必須です。

基本的にショートメール(SMS)を利用した認証になりますが、SMSがなくても、通常の電話でも音声ガイダンスで認証することが可能です。

僕の場合は、IP電話で認証しました。

おさいぽ!でポイントをチャージ

おさいぽ!にアカウントを作成したら、おさいぽ!にポイントをチャージします。

おさいぽ!でポイント購入

ちなみに、おさいぽ!の「1pt」は「1円」となります。ポイントの上限は30万ptになります。

おさいぽ!のポイント説明

ちなみに、当記事を執筆時点で.comドメインを1年契約すると税込で1598円になります。

.comの1年契約料金

おさいぽ!に30万ptフルチャージすると、187年分チャージすることができます。

※実際はドメインを何個も持っていたり、価格も変動したり、高価なドメインもあるので、年数はもっと短くなると思います。

ポイントの購入方法

おさいぽ!ポイントの購入方法はこちら。

おさいぽ!ポイントの購入方法

チャージしたポイントは、以下のようにptで表示されます。

おさいぽ!現在のポイント数

購入したポイントの返金はできないので、注意が必要です。

ムームードメインでクレジットカード自動決済の解除

おさいぽ!にポイントをチャージしたら、次はムームードメイン側で設定を行います。

ムームードメインでドメイン料金の支払いを「クレジットカードで自動更新」にしている場合は解除する必要があります。

解除するには、まずムームードメインのコントロールパネルにログインします。

「お支払い方法」の「自動更新設定」メニューを選択します。

ドメイン管理メニューの自動更新設定

決済方法を「未設定」に変更します。

クレジットカード決済を未設定に設定する

ムームードメインでおさいぽ!ID認証を行う

「その他」の「個人設定」から「おさいぽ!ID管理」メニューを選択します。

個人設定からおさいぽ!ID管理を選択

「おさいぽ!ID」を入力して「認証する」ボタンを押します。

おさいぽ!ID認証

認証画面が表示されるので「パスワード」を入力してログインしてください。

おさいぽ!ID認証画面でログインする

ムームードメインでおさいぽ!決済に設定

次に「お支払い方法」の「各種お支払い」を選択します。

お支払い方法の各種お支払いを選択

支払い対象ドメインの「お支払い」ボタンを選択します。

支払い対象ドメインの「お支払い」ボタンをクリック

決済方法で「おさいぽ!決済」を選択し設定を保存してください。

決済方法でおさいぽ!決済を選択

これで、ドメイン料金の支払いがおさいぽ!から決済されます。

おさいぽ!ポイントからドメイン料金が支払われる

まとめ

このように、おさいぽ!にポイントを大量にチャージしておけば、例え契約者本人が死亡したとしても、ドメイン料金は支払われ続けます。

おさいぽ!のチャージ状況や、ムームードメインでの支払い状況は、「おさいぽ!通帳」で確認することもできます(ムームードメインからも確認できます)。

おさいぽ!通帳の確認

僕がムームードメインで年間支払っているドメイン料金は、だいたい1万2000円です。

なので、おさいぽ!に30万ptフルチャージしておけば、単純計算で25年はドメインを失効しないで済む計算になります。

相続する場合は各種手続きを行っておこう

もし、サイト運営者本人が死亡した場合は、失効期間に余裕があるとはいえ、ムームードメインでの相続は行っておいてください。

サイト運営者本人が死亡した時、支払いの滞りによりアカウント停止というのは怖いです。 ただ、ブログなどでよく使われている有名所サ...

もちろん、ドメインが失効しなかったとしても、サーバーが凍結されてしまえば、意味はありません。

そのために、サーバー用の設定もしっかりと押さえておく必要はあるかと思います。

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あと、サイト上で広告収入がある場合は、各種サービスのアカウント相続手続きを行う必要があります。

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広告サービスやASP関係は、銀行が凍結される前に手続きを行っておく必要はあるかもしれません。

ドメインやサーバーは、ポイントチャージで死後も基本的には残せそうだけど、報酬関係はしっかり手続きを行わないと、ASPに再登録して広告の貼り替え作業が必要です。

ただ、ドメインとサーバーが残っていないと、サイトがなくなってしまいます。そうすると、広告の貼り替えすらもできないので、根本的に今回の設定を行っておいて損はないのではと思います。

当記事の内容は、それぞれのサービスの利用規約の変更で内容に齟齬が出る恐れがあります。また、僕の解釈が間違っている可能性もあると思います。ですので実行するには、必ず自ら確認することをおすすめします。