e-Taxで確定申告をするためには、ICカードリーダーが必要です。
ただ、「ICカードリーダーのe-Tax設定」は機器になれない人には少し複雑かもしれません。なので、出来る限り分かりやすく設定方法を書き記しておきたいと思います。
目次
ICカードリーダーはどれが良い?
e-Taxに使用するICカードリーダーは、マイナンバーカード対応のものならば、何でも良いです。
マイナンバーカード対応のICカードリーダーについての案内は、国税庁のe-Taxサイトにも案内があります。
地方公共団体情報システム機構が運営する公的個人認証サービスポータルサイトには、対応機種も詳しく載っています。
上記サイトでは、以下のソニーとNECの2機種が推奨されています。
これらの中から僕は、SONY RC-S380を採用しました。
箱の裏面には、マイナンバーカードに対応していることが書かれています(住民基本台帳カードにも対応)。
SONYのものに決めた理由は以下。
- e-Taxについて調べたときに、実例の多かった(同じことをすればよい)
- 非接触型の方がサッと使えてカッコイイから(※1年に1度しか使わないけど)
基本的に、非接触型の方が多少値が張ります。少しでも安い方がよければ、NTT ACR39-NTTComを利用した方が良いかと思います。
SONY RC-S380の設定に必要な主な手順
「SONY RC-S380(以下、ICカードリーダー)」の設定に必要な手順は以下となります。
- ICカードリーダー用ソフトのダウンロード
- ソフトのインストール
- カードリーダーデバイスの読み込み(自己診断)
手順自体は、普通にPC用デバイスを買ったときの初期設定感覚です。カードリーダー自体の初期設定で特に難しいことはありません。
ICカードリーダーの設定方法
そんなわけで、ICカードリーダーの初期設定について、順を追って説明したいと思います。
まずは、ICカードリーダーをUSBでパソコンに接続します。
NFCポートソフトウェアのダウンロード
次に、SONYのFeliCaサイトの、NFCポートソフトウェアダウンロードページからソフトをダウンロードします。
ダウンロードすると、「NFCPortWithDriver.exe」というインストーラーが出来るので実行します。
NFCポートソフトウェアのインストール
ユーザーアカウント制御ダイアログが表示されたら「はい」を押してください。
インストーラーが起動したら、あとは基本的に「次へ」を押していくだけです。
「使用許諾契約の全条項に同意します」にチェックを入れて「次へ」ボタンを押してください。
特に、こだわりがない場合はデフォルトのインストール先でOKかと思います。
インストール内容に問題がなければ「次へ」をしてください。インストールが開始されます。
インストール終了後には、以下のような完了画面が表示されます。
「完了」ボタンを押して、一度Windowsを再起動してください(一応)。
NFCポート自己診断
ユーザーアカウント制御ダイアログが表示された際は「はい」を押してください。
すると「NFCポート自己診断」ダイアログが表示されるので、「次へ」を押してください。
すると以下のように「診断対象リーダー」一覧が表示されるので「次へ」ボタンを押してください。
すると、自己診断が実行されます。
診断が終わると、以下のようにカードリーダーの自己診断結果が表示されます。
「リーダー/ライターとの通信」と「カードとの通信」が「○」になっていれば「完了」ボタンを押してください。
これで、確定申告用のICカードリーダーの設定は完了です。
まとめ
こんな感じで、「ICカードリーダー機器」の設定自体はそこまで難しくはないです。
問題は、次の「ICカードリーダーを用いて電子証明証をセットアップ」することです。
これについては、以下のページで詳しく書きたいと思います。
マイナンバーカードに対応したICカードリーダーはこちら。
ICカードリーダーの認証取得についてですが、ダウンロードの方法を教えてください