Windowsで使用しているデバイスの新しいドライバが出たら更新しておくに越したことありません。
というのも、古いドライバを使用していると、脆弱性を突いた攻撃を受けることもありますし、パソコンの動作が遅くなってしまうということもあるからです。
僕も、ドライバーの更新通知が来るデバイスであれば、ちょこちょこ更新をしています。けれど、「ドライバを更新してください」と通知してこないドライバーに関しては、全くのノータッチです。
というのも、使用しているデバイスをいちいち調べて、「新しいドライバーは出ていないか?」とチェックするのは面倒くさすぎるからです。
ただ、先日「Driver Booster 4 Free」を使用したら、無料でありながら面倒なドライバー更新が非常に簡単に終わってしまって便利だったので紹介です。
目次
Driver Booster 4 Freeとは
Driver Boosterは、パソコンに内蔵している機器をはじめ、キーボードやマウスにプリンターなどの周辺機器が正常に動作するためのドライバーを手軽にアップデートし、パソコンの動作を快適にするアプリです。
主に以下のようなことが行えます。
- 自動スキャンによる古い/失われたドライバーの検出
- 1クリックでドライバーを一括ダウンロード
- 最新のドライバー圧縮技術によりアップデートが高速
- マイクロソフト WHQL テスト済みの安全なドライバーのみの更新
通常だと数十分から数時間はかかるかもしれない「最新ドライバーチェック」を自動で行ってくれ、ワンクリックで更新してくれるので非常に楽すぎます。
なお、対応OSは、Windows 10 / 8.1 / 8 / 7 / Vista / XP となっています。
Driver Boosterの使い方
Driver Boosterは、基本的に使い方も簡単なのですが、一応使用方法を紹介したいと思います。
Driver Boosterのダウンロード
まずはベクターのDriver Boosterからファイルをダウンロードします。
すると、「DriverBooster_v4_0_0_JP.zip」といった様なファイルがダウンロードされるので、解凍(展開)します。
Driver Boosterのインストール
ファイルを解凍したら、中にある「driverbooster-jp-setup.exe」を起動してインストールを開始します。
環境によっては「ユーザーアカウント制御」ダイアログが表示されるので「はい」を押してください。
すると「Driver Boosterインストーラーにようこそ」画面が表示されるので「同意してインストール」ボタンを押してください。
インストールを開始すると、以下のような画面が出るのでしばらく待ちます。
オンラインデータベースの拡充
古くなったドライバー、欠けているドライバー、間違ったドライバーの更新にオンラインデータベースで迅速丁寧に対応。
より安全なドライバアップデート
全てのドライバーがWHQLテストに合格、さらにバックアップと復元で安全にドライバーを更新できます。
ダウンロード時間の節約
自動ダウンロード機能と新しいドライバ圧縮アルゴリズムにより、ドライバーの更新にかかる時間を大幅に削減。
こんな感じのメッセージを眺めているうちに、インストールは終了します。
Driver Boosterでスキャン
インストール後、アプリを起動すると以下のような画面が表示されるので「スキャン」ボタンをクリックしてください。
するとスキャンが始まります。スキャンは、数秒~数十秒で終わるかと思います。
僕のWindows10環境では、まだ購入して数ヶ月ではありますが、11個の古いドライバが検出されました。
検出されたドライバーを全て更新するには、「すべて更新」ボタンをクリックしてください。
すると「インストールに関して」ダイアログが表示されて、注意事項が表示されるので問題なければ「OK」ボタンを押してください。
すると以下のような「ダウンロード中」画面が表示されるので、更新ドライバーがダウンロードされるのをしばらく放置して待ちます。
ドライバーのダウンロードが終了し、インストールが開始されると以下のようなメッセージが表示されるので「OK」ボタンを押してください。
Windowsシステムの復元が無効になっています!「OK」をクリックすると有効になり、Driver Boosterでドライバを更新する前に復元ポイントを作成できます。復元ポイントを作成せずにドライバを更新する場合は「キャンセル」をクリックしてください(推奨はできません)。
システムの復元ポイントを作成しない場合は「キャンセル」でもOKですが、ここは「OK」ボタンを押して復元ポイントを作成しておいたほうが安心して更新ができるかと思います。
すると、以下のようにインストールが開始されます。
以下のようにどんどんドライバーが更新されていきます。これも数分から数十分時間がかかるので放置しておくと良いかもしれません。
ドライバーの更新が完了したら「更新が完了しました。パソコンを再起動してください。」というメッセージが出るので「再起動」ボタンを押してください。
以下の再起動ボタンをクリックします。
すると「今すぐ再起動しますか?」とダイアログが表示されるので「はい」をクリックしてください。
するとWindowsが再起動されるので、ドライバの更新は完了です。
ドライバー更新の確認
再起動後、Driver Boosterを起動すると、ドライバーが最新の場合は緑色でスキャンされます。
スキャン後も「完了しました すべてのドライバーが最新です」と表示されます。
なんか気持ち良い。
まとめ
こんな感じでDriver Boosterを利用すれば、面倒な「ドライバーの更新」作業を非常に少ない手間で行うことができます。
今回利用したのは、「Driver Booster 4 Free」ではありますが、通常利用であれば、無料版で十分便利かつ、貴重な時間を節約できるかと思います。
ちなみに無料版で利用できる機能は以下。
- 自動スキャンによる古い/失われたドライバーの検出
- 1クリックでドライバーをダウンロード
- 最新のドライバー圧縮技術によるアップデートの高速化
- マイクロソフト WHQL テスト済みドライバーのみの更新
有料版(pro版)で利用できる機能は以下です。
- スピード制限のない高速なアップデートの実現
- データベースの拡充による最適なドライバー更新
- システムの安定性とパフォーマンスを素早く改善
- 改善された自動ダウンロードによる更新処理の高速化
- 安全な復元のためのドライバーの自動バックアップ
- システムアイドル時のドライバーの自動ダウンロード
- ゲーミングPCのための優先アップデート
- 安心の日本語サポート(メール受付)
やっぱり、こうやって機能をみてみても、ライトユーザーには、無料版で十分のような気がします。
というわけで「セキュリティー上ドライバーは最新にしておきたいけど調べるのが面倒くさい」とか「最近パソコンの動きが鈍いような気がする」なんて場合は、Driver Boosterを利用すると問題が解決したり、貴重な時間を節約できると思います。
ダウンロード Driver Booster