2014年4月1日、今日から消費税が8%になりました。
昨日までの消費税は5%。これまでの暗算方法だと元の値段を10で割ってさらに2で割れば良かったから楽でした。
例えば、いろんな値段を計算しても
消費税=X÷10÷2 #10%÷2
700円の消費税(5%)=70÷2=35円
2500円の消費税(5%)=250÷2=125円
4800円の消費税(5%)=480÷2=240円
7700円の消費税(5%)=770÷2=385円
とあっさり計算できました。
しかし今日からは8%です。4800円の8%となると???となってしまいますよね。
今朝のとくダネでは、簡単な計算方法として値段の1%に2を3回掛ける方法が紹介されていました。(2×2×2=8になるので)
消費税=(X÷100)×2×2×2 #2%を3回掛ける
700円の消費税(8%)=7×2×2×2=56円
2500円の消費税(8%)=25×2×2×2=200円
4800円の消費税(8%)=48×2×2×2=384円(やっとやっと)
7700円の消費税(8%)=77×2×2×2=……キビシイ(ちなみに答えは616円)
実際にやってみたのですが、この方法は、数字が大きくなればなるほど厳しくなります。数字が大きくなると難しくなるのは何を計算してもそうですが、せめて1万円以下の計算は暗算で行いたいもの。
何とかできないものか、Windows電卓を叩きながら、僕の退化した頭でもできそうなものを考えてみました。
その暗算方法が以下。
消費税=(X÷10)-(X÷100)×2 #10%から2%を引く
700円の消費税(8%)=70-7×2=56円
2500円の消費税(8%)=250-25×2=200円
4800円の消費税(8%)=480-48×2=384円
7700円の消費税(8%)=770-77×2=616円(何とかギリギリ)
こうして文字にすると少し難しいかもしれませんが、値札を見ながらやるとやりやすいと思います。
例えば次のような値札があったとすると、
最初に引く数字(2%)をイメージします。
そうするには値札の2桁を切り捨て、25円に2を掛けるイメージをします。
50がでてきます。
値段の1桁切り捨てた数字250から50を引きます。10%-2%ということですね。
これで、2500円の8%である200円が導き出されます。
ちょっと難しくなるけど、7700円だとこんな感じ。
最初に引く数字(2%)、77×2をイメージします。
すると、154が導き出されます。
そして、値段を1桁切り捨てた数字770(10%)から154(2%)を引きます。
7700円の8%である616円が出てきます。
2500円の計算よりは難しくなりましたが、こうやって値札を使ってイメージしながらやると、よっぽど計算が苦手な人以外は答えが導き出せるのではないでしょうか。
結局、数字が大きくなってしまうと、この方法も厳しいですが、1万円以下の計算だったら、それなりにいけると思います。
それでも面倒くさいっちゃー面倒くさいですね。5%の簡単さから比べると、どうしても計算は億劫になってしまいます。なんか良い方法はないもんでしょうか。インド式とか何とかで。
暗算という趣旨から外れ本末転倒ですが、どうしても面倒くさいのであれば、なんだかんだでスマホのアプリを使うのが一番だと思います。Androidだったら消費税8%電卓とかがありますし、iPhoneとかだと消費税8%計算機なんてのもありますね。
photo by 401(K) 2012