僕は、通常のメモならEvernoteに保存しています。
ただ、Evernoteの場合は、ソースコードのスニペットなどを保存するのにはあまり向いていません。デフォルトでソースコード表示用のハイライト表示はないですし、関連するコードをまとめて保存しやすいようにはなっていません。
また、Evernoteの場合は、Markdown記法で手軽に見やすくマークアップしたメモを残すこともできません(一応、MarxicoというChromeアプリを別途インストールすればできるけど)。
で先日、Boostnoteというプログラマー向けのノートアプリを教えてもらいました。これが、Evernoteではやりづらかった、上記のことを手軽にできる便利なアプリだったので紹介です。
目次
Boostnoteとは
Boostnoteは、プログラミングのメモを残すのに適したオープンソースのノートアプリです。
現在は、Windows、Mac、Linuxに対応しています。
Boostnoteの主な特徴としては、以下の機能が挙げられます。
- Markdown記法で手軽に装飾したメモを残せる
- 複数あるソースコードを1つのスニペットとして残すことができる
Markdown記法で手軽に装飾したメモを残せる
デフォルトの状態で、Markdown記法が利用できるので、プレーンテキストを書きつつも見やすいメモを残すことができます。
Markdown記法で書いたメモは、入力カーソルが外れると、以下のように装飾された状態で表示されます。
Markdown記法について詳しくは以下。
ソースコードをまとめて保存
もう1つの便利な機能としては、複数あるソースコードをまとめて1つのメモとして保存することができます。
イメージとしては、1つのメモ内に複数のスニペットを登録できるといった感じです。
ローカル上で動作するCodePenといった感じでしょうか。
現在、100以上の言語・記法のハイライト表示に対応しています。
また、エディターのテーマも30種類以上あるので自由に変更することができ、フォントや、フォントサイズ、タブのインデント幅なども変更することが可能です。
以下は、編集エディターをMonokaiテーマにした状態です。
インストール方法
Boostnoteは、インストール方法も非常に簡単です。
まずは、環境にあったBoostnoteをダウンロードします(以下はWindowsの場合)。
「Boostnote-win.exe」といったようなファイルがダウンロードされると思うので、インストーラを起動します。
すると、特に何かを選択する必要もなく、Boostnoteのインストールが始まって終わります。
インストールが終了すると、メモの保存場所を選択するダイアログが表示されます。
Windowsデフォルトの場合だと、以下の場所にメモが保存されます。
C:\Users\ユーザー名\Boostnote
メモの保存場所は、他にも追加したり、後から変更したりもできるので、最初はデフォルトのままでもOKかと思います。
まとめ
こんな感じでBoostnoteは、プログラミング用のメモを残すのに、適した作りになっています。
ただ、難点を言えば、Evernoteのようにクラウド上でメモの同期が行えないことです。
Boostnoteでメモの同期を行うには、Dropboxのようなファイルストレージサービスを利用した以下のような方法もあります。
この設定を行うと、さらに使い勝手が良くなります。
というわけで「Markdown記法で手軽にメモを残したい」とか「関連するコードスニペットをまとめてメモしておきたい」なんて場合は、Boostnoteは、かなり便利に使えるかと思います。
サイト Boostnote
外部記憶DBから乗り換えてみました。
マルチプラットホームなのとコードハイライティング以外は、今後に期待です。
タイトルとかタグとか性格に合わないんです。