今回は、WindowsなどでAndroidアプリを動かして遊んだりできる「BlueStacks」の紹介です。
いろいろな都合で、スマホなどを購入できない人でも、BlueStacksを利用すれば、使いたいアプリが使えることもあります。(※使えないアプリもあります。)
今からその点をBlueStacksのWindowsでのインストール方法を紹介します。
目次
BlueStacksとは
BlueStacksは、シリコンバレーに本社を構えるソフトウェア企業が開発したAndroidエミュレーターです。
機能を簡単に言うと、スマホの代わりにWindowsでAndroid(スマホ向けのOS)動作させてくれるソフトです。
このソフトの特徴として、ある程度必要な設定が最初からされているということがあります。
例えば、同じAndroidエミュレーターのGenymotionだと、Playストアを利用するのに、少し面倒な設定をする必要がありました。
しかし、BlueStacksの場合は、初めからPlayストアがバンドルされて最初から使用できます。
ですので、どちらかというと初心者向けのAndroidエミュレータかと思います。
現在、BlueStacksの動作環境は以下のようになっています。
- Microsoft Windows XP以降
- Mac OS X Snow Leopard or later以降
BlueStacksには、AMD、ASUS、Mac、Lenovoなどが開発資金を投資したり、プレインストールソフトとして採用したりしています。
参考 AMD, Asus, Mac等に次いでLenovoがBlueStacksを採用
BlueStacksのインストール
まずは、BlueStacksからファイルをダウンロードします。(以下Windowsでの手順)
ページに移動したら「download for pc」ボタンをクリックします。
すると、「BlueStacks-ThinInstaller-xxxxxxxxxxxxxxxxxxx.exe」みたいなファイルがダウンロードされます。
インストーラーを起動して、インストールを開始します。
すると、以下のような画面が表示されるので「継続」ボタンを押します。
次にBlueStacksデータの場所選択画面が表示されます。特に保存場所の変更が必要ではない限りは「次へ」ボタンを押してください。
すると、インストールオプションの選択画面が表示されます。特に設定を変更する必要もないと思うので、「インストール」ボタンを押してください。
インストールが開始されると、ダイアログ下のプログレスバーが進捗状況を表示します。
こんな感じで、いろいろなアプリが紹介されます。
プログレスバーが最後まで行くと、BlueStacks自体が全画面表示になり、今度はゲームデータのダウンロードが開始されます。
ゲームデータのダウンロードが終わると、BlueStacksの初期化が始まります。
この作業が終わると、それぞれのチャンネルが読み込まれます。
そして、それらがすべて終わるとBlueStacksの起動画面になります。
まずは「位置情報の精度を改善しますか?」というメッセージが表示されます。これは、Googleに位置情報を渡すかの選択肢です。特に問題ない場合は「同意する」にすればOKだと思います。
すると、BlueStacksの起動画面が表示されます。
この状態では、全画面表示なので使いづらいので、画面右下の四角形が2つ重なったようなアイコンをクリックします。
すると、BlueStacksがウィンドウ表示されます。
これで、BlueStacksのインストールは完了です。
Googleアカウントでログインしておく
あと、BlueStacksを使うにはGoogleのアカウントが必要になります。
手持ちのアカウントがあれば、それでOKです。
今回は、LINEアプリをインストールするのを例にしてGoogleにログインする方法を紹介します。
アプリを検索
BlueStacksは、基本的に検索をタップしてアプリ検索してインストールします。
検索ボタンを押して、「アプリ検索」入力欄にキーワードを入力すれば目的のアプリを探してインストールする事もできます。
例えば「LINE」で検索すると以下のように表示されます。(検索するアプリは何でも良いです。)
これで、LINEアプリをクリックします。
Googleアカウントへのログイン
初めての利用の場合は、アプリをインストールしようとクリックすると、以下のようなダイアログが表示されるので「次へ」ボタンを押してください。
AppStoreを有効にする
すると「Googleアカウントを追加」画面が表示されるので「既存のアカウント」をクリックしてください。
すると、「メール」と「パスワード」入力欄が表示されるので、アカウント情報をそれぞれ入力します。
メールのような、長い文字列を入力するときは、入力欄をマウスで長押しして、「貼り付け」機能を利用すると簡単に貼り付けることができます。
以下のように、一発でメールアドレスを貼り付けることができます。
ちなみに、キーボード入力する場合は、@を入力するのに「Shift + “(ダブルコーテーション)」キーを押す必要があります。
後は、パスワードも貼り付けて画面右下のほうにある三角ボタンを押してください。
すると以下のような、Googleの利用規約同意画面が表示されるので、「OK」ボタンを押してください。
すると、「Googleサービス」設定画面が表示されるので、右下の三角ボタンを押してください。Google Playからのメールが不要の場合は、「通信」のチェックを外してください。
App Syncを有効にする
AppStoreを有効にしたら、次はApp Syncを有効にします。「次へ」ボタンを押してください。
するとGoogleのログイン画面が表示されるので「次へ」ボタンを押してください。
メールアドレスは、あらかじめ表示されているので、パスワードのみを入力して「ログイン」ボタンを押してください。
すると「アカウントにアクセスできなくなることないようにご注意」というメッセージが表示されるかもしれませんが「完了」ボタンを押してください。(電話番号の確認が取れている場合は出ないかもしれません。)
これらの設定が終わると、以下のようにGoogleアカウントの初期設定終了ダイアログが表示されます。「OK」ボタンを押してください。
すると、以下のようにGoogleプレイ画面が表示されます。
以下のキーワード入力ボックスから検索を行うことで
アプリなどをインストールできるようになります。
アプリなどをインストールすると、そのまま使ったりできるようになります。
その他のパソコンで動かしたい時Androidアプリなども「検索」から探してインストールして使うことができます。
ただし、BlueStacks上では動かないアプリもあるので、そこらへんは使ってみないとわかりません。
BlueStacksの使用について
尚、BlueStacksは利用してしばらく経つと、以下の画面が表示されます。
正式版のBlueStacksを継続利用するには、「App Player プレミアムを購入」か「その日のスポンサーアプリをインストール」を選択しなければいけないようです。もし、BlueStacksの継続利用を促す画面が出た場合、無料で使用するには、「アプリをインストールします。」ボタンをクリックしてください。
尚、BlueStacksを利用しても無料アプリをインストールしていれば、お金を請求されることはありません。誤って「プレミアムを購入」の方にしても、カードなどの支払い手続きなどをしないと料金を請求されることはありません。
まとめ
Googleアカウントを作成したり、アカウントで2回もログインしたりと、ちょっと面倒な作業ではあります。
ただ、WindowsなどのPCからアプリをインストールして利用できるようにする設定は、それでもBlueStacksが最も簡単かと思います。
慣れてしまうと、大して難しい設定でもないので、「iPhoneにはなくてAndroidにはあるゲームをプレイしたい」とか「WindowsなどでLINEとかをやってみたい」とか「Androidアプリゲームをパソコンの大きな画面で遊んでみたい」なんて方には、結構お勧めです。
携帯と同じgoogleIDを設定しても、データが同期されて本家のデータが初期データに・・
というようなことにはならないでしょうか?少し不安です