部屋が静かすぎると眠れない!なんて人にはCD「熟睡クラシック」を推したい

よく眠れる音楽

僕は、静かな部屋では眠れません。

なんか静寂の中で寝ようとすると、余計なことを考えてしまって眠れなくなってしまうんですよね。かといって、テレビを点けて寝るとオフタイマーをするのが面倒だったり、寝ている最中にうるさい番組が始まっちゃって起きてしまうなんてことも。

そんな、静かな部屋では眠れないけど、騒がしすぎてもダメなんて人には、この「熟睡クラシック」というCDがお勧めです。

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熟睡クラシックについて

このCDは、医学博士・心身医学会認定医の牧野真理子さんが監修して、アレクサンダー・ラハバリ指揮で演奏された、眠りに良いクラシック集です。

夜中に「寝つきが悪い」、「気持ちが高ぶって眠れない」、「緊張・不安で眠れない」なんて時に高ぶった自律神経に作用し、心身をリラックスさせる精神鎮静効果があるそうです。

このCDを知ったきっかけ

僕は、全くクラシックに詳しくないのですが、そんな僕が何でこのようなCDを知ったかというと、いつもお世話になっている訪問看護師さんに教えてもらったからです。

当時、僕はちょっとした不眠に悩んでいて「眠れない。寝つきがすごく悪い。」なんてことを相談していたら「このCDすごく良いよ!」と教えてもらいました。

実際に聴いてみると、すごくゆったりしたクラシック音楽で、決してうるさくはなく、かといって静かすぎもせず、ちょうど良い曲ばかりが収録されていました。起伏が少なくテンポも非常にゆったりとしている名曲ばかりなので、とてもリラックスした状態になります。

CDの内容

熟睡クラシックCDの内容は次のようになっています。

  1. ベルガマスク組曲〜月の光(ドビュッシー)
  2. フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299〜第2楽章(モーツァルト)
  3. ブラームスの子守歌(ブラームス)
  4. 協奏曲集「四季」第4番 ヘ短調 Op.8-4 「冬」〜第2楽章(ヴィヴァルディ)
  5. アラベスク 第1番(ドビュッシー)
  6. ゆりかごの歌 Op.68-5(グリーグ)
  7. 「ペール・ギュント」第2組曲 Op.55 〜ソルヴェイグの歌(グリーグ)
  8. タイスの瞑想曲(マスネ)
  9. 歌劇「ジョスラン」〜子守歌(ゴダール)
  10. 夜想曲 第1番 変ホ長調(フィールド)
  11. 亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)
  12. 組曲「水上の音楽」〜アダージョ(ヘンデル)
  13. ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」〜第1楽章(ベートーヴェン)
  14. 牧神の午後への前奏曲(ドビュッシー)

こうやってタイトルだけ見るとよくわからないんですけど、全くクラシックに詳しくない僕でもこの中の7割ぐらいはどこかで一度聴いたことのある曲でした。知っている音楽ってなんか安心するんですよね。それでいて、飽きないのがクラシック音楽の凄いところです。

お勧めの聴き方

僕は、このCDをもう3年ぐらいほとんど毎日流して寝ています。その中で、このCDの聴き方もいろいろ試しましたが、その中で最も僕が寝やすかった方法を紹介します。

とは言っても、やり方は簡単で、やることといっても2手順です。

  1. CDをランダム再生にする(ループ再生はしない)設定にする
  2. 2曲目「フルートとハープのための協奏曲 ハ長調」から聴く

2曲目から聴くというのは、僕にとって2曲目が最も心地よい曲だったからです。その上、この曲の長さは約7分半あり、またこれがちょうどいい長さなんです。ほとんどの場合僕は、この2曲目が終わる前に寝てしまいます。もう完全に、この曲がかかったらリラックスした状態になるよう条件付けされている感じです。

ランダムに再生設定するというのは、もし2曲目「フルートとハープのための協奏曲 ハ長調」で眠れなかったとしても、次にどの曲が来るのかわからない、ちょっとしたワクワク感があります。決まりきった順番で再生して、次どの曲が来るか分かっているよりは、「もう曲が終わりそうだけど、次に何が来るんだろう?」と少し楽しみにしながら眠りについた方が、眠りにつきやすいように思います。

まとめ

とは言っても、このCDが僕に強烈に合いすぎていただけで、他の人にどこまで効果があるのかなんてことは、僕には分りません。

けれども、いつも不眠に悩んでいる人で、「クラシックが好き」という方や、「静かな部屋だと眠れないから何か音楽をかけたい」なんて方には、是非試して欲しい方法です。2曲目はほんと穏やかな気持ちになりますよ。