Audibleは、スマホでポチッとするだけでプロが朗読してくれます。
これが如何に楽なことか。
もちろん書籍(電子書籍)での読書にも良さはあります。それとはまた別にボイスブックの良さも当然あります。
そのボイスブックの良さの一つとして「子供の読み聞かせや、寝かしつけで楽ができる」というのもあるかと思います。
そりゃ当然、読み聞かせ・寝かしつけ双方とも、母か父が行うのが理想は理想でしょう。
けれど現実そうも言ってられない部分は多々あります。
家事をやらなければいけないのに「本を読んで」の大合唱が始まったり。
はたまた、疲れて帰ってきたところで「寝かし付けのため本読んでいたら自分が先に寝てしまった」とか。
そういう場合は、「Audibleのボイスブック」のような文明の利器もあるので、任せちゃうなんてのも全然ありかと思います。
Audibleの場合、プロのナレーター、俳優、声優が朗読してくれるので、綺麗な日本語を子供に聞かせることもできて、メリットも沢山あるかと思います。
目次
子供向け
ボイスブックって子供の想像力発達に良さそう。
新装版 魔女の宅急便
ひとり立ちするために初めての街にやってきた13歳の魔女キキが、新しい街で始めた商売宅急便屋さん。相棒の黒猫ジジと喜び哀しみをともにしながら街の人たちに受け入れられるようになるまでの1年を描く。
言わずと知れた宮崎駿監督「魔女の宅急便」の魔女キキの物語。
映画には出てこないシーンも多数。映画の世界観を頭で空想しつつ、新たな場面を想像しながら聴くのは楽しい。
子供におすすめ。
ハリー・ポッター
ハリー・ポッターは孤児。意地悪な従兄にいじめられながら11歳の誕生日を迎えようとしたとき、ホグワーツ魔法学校からの入学許可証が届き、自分が魔法使いだと知る。
キングズ・クロス駅、9と4分の3番線から紅色の汽車に乗り、ハリーは未知の世界へ。ハリーを待ち受けていたのは、夢と、冒険、友情、そして自分の生い立ちをめぐるミステリー。
小説でもおすすめしたけど、本来子供が読んでこそのワクワク楽しい作品。
ナルニア国物語
夏休み、ロンドンに住む少年ディゴリーと少女ポリーは、棟続きのテラスハウスの屋根裏を探検している最中、あやまってディゴリーの伯父さんの立入禁止の書斎に入り込んでしまう。伯父さんの口車にのって魔法の指輪に触れたポリーは、この世界とはまったく別の世界へと飛ばされてしまった。
伯父さんは悪賢い魔術師で、実験の機会をうかがっていたのだった! ディゴリーは伯父に怒りを覚えたものの、ポリーを連れ戻すべく、みずからも指輪に触れたのだった……ナルニアのすべてはここから始まる!
映画化もされたアメリカのファンタジー小説。
星の王子さま
葉祥明のハートフルな絵とスピリチュアルな新訳で生まれ変わった「星の王子さま」。不朽の名作に新たな魂が吹き込まれました。
もはや説明不要でしょう。長く読み継がれる名作。
モモ
時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語。人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う、エンデの名作。
昔、図書館に絶対あった気がする。
この名作を、名探偵コナンなどの声でもおなじみの声優:高山みなみさんが朗読。
窓ぎわのトットちゃん
トットちゃんがユニークな教育のトモエ学園で、友だちとのびのび成長していく自伝的物語。
全世界で2371万部が発行された戦後最大のベストセラーを著者の黒柳徹子さん自らが朗読。
マジック・ツリーハウス
すきな本をひらいて、「ここへ行きたい!」って言うだけで、たちまち本のなかの世界につれていってくれる、ふしぎなツリーハウス。
ある日、ジャックとアニーのきょうだいは、このツリーハウスで、恐竜の時代へまよいこんでしまった。
子供に大人気。恐竜好きのお子さんにもお勧め。
フランダースの犬
「フランダースの犬」は、深い絆で結ばれた孤児ネロ(ネルロ)と愛犬パトラッシュの短い生涯を描いた物語です。童話や世界名作集として多くの出版社から出版され、テレビアニメシリーズでももはや定番となっています。多くの人が涙した記憶があると思います。感動の名作です。本作品はおなじみ「フランダースの犬」の原作です。
こちらも言わずもがなの名作。
小公女
この『小公女』という物語は、『小公子』を書いた米国のバァネット女史が、その『小公子』の姉妹篇として書いたもので、少年少女読物としては、世界有数のものであります。
僕の中で、「ハウス食品世界名作劇場」と言ったら「小公女セーラ」を思い出します。その原作。
不思議の国のアリス
ある日、少女アリスは川のほとりで姉と一緒に過ごしていましたが、だんだんと退屈になり意識がぼーっとしてきてしまいます。
するとアリスの目の前を、服を着た白ウサギが慌てたように走っていき、興味を持ったアリスはその白ウサギを追いかけはじめました。そこからアリスは不思議な世界に迷い込み、愉快な動物や植物たちとの出会いを繰り返しつつ、奇妙な出来事に遭遇していきます。
不思議の国のアリスを耳で聴くというのも楽しいと思います。子供向けにワンダーランドものも鉄板。
鏡の国のアリス
ある晩、アリスは暖炉の前で子猫を相手に、架空の『鏡の国』について空想を語っていました。するとアリスは本当に鏡を通り抜け、鏡の国に迷い込んでしまいます。
歩いても歩いても何故かアリスの家の前に戻ってきてしまったり、迷い込むと物の名前が分からなくなってしまう『名無しの森』を彷徨ったりと、不思議な出来事が続く中でアリスはこの世界には赤の女王と白の女王が存在し、世界がチェスゲームによって構成されていることを知ります。
不思議の国のアリスの続編。前作の世界観が気に入ったなら。
オズの魔法使い
アメリカのカンザス州に暮らす少女ドロシーは、ある日家を吹き飛ばす程の大きな竜巻に巻き込まれ、自宅ごとオズの国へと飛ばされてしまいます。ドロシーの家が落ちた場所にはたまたま『東の悪い魔女』がおり、東の悪い魔女は家に押しつぶされ死んでしまいました。彼女に苦しめられていたマンチキン達は大喜びをします。すると『北の良い魔女』が現れ、ドロシーに「カンザスに帰るためには国王である『オズの魔法使い』を訪ねるしかない」と教えてくれました。そこから臆病なライオンやブリキの木こり、カカシといった仲間たちとの出会いを経て、共に願いを叶えてもらうべくオズの魔法使いがいる『エメラルドの都』を目指す冒険がはじまるのです。
仲間を集めながらの冒険モノは、子供が喜ぶ要素しかない。
西遊記
天下無敵でわがままな孫悟空、ひょうきんで食物に目のない猪八戒、むっつり屋の沙悟浄、お題目は立派なのにいざとなったら役に立たない三蔵法師…そんな愉快な四人の大冒険物語!
男の子だったら、西遊記を嫌いな子なんていないんじゃなかろうか。実際僕は大好きだった。
ガリバー旅行記
ガリバーは、小人国(リリパット)、大人国(ブロブディンナグ)、飛島(ラピュタ)、馬の国(フウイヌム)、と合計4回の航海に出ます。小人たちに紐で縛られた巨人であるガリバー、というのは旅のほんの一部にすぎません。航海のたびに遭難したり、海賊にさらわれたりして、その度に未知の国に辿り着きます。旅行記としての内容は当然であるが、話の背景にある風刺についても楽しむことができます。
ガリバーと言ったら、「小人の国」というイメージがあるけど、他にもいろいろ旅をしています。何気に「天空の城ラピュタ」の元ネタ。
銀河鉄道の夜
「どなたか、ポーセがほんたうにどうなつたか、知っているかたはありませんか。・・」 妹トシを喪ったとき賢治が記した一文です。『銀河鉄道の夜』。このふるい物語がこんなにもせまってくるのは、源にあったものが、この万人が一生のうちに一度は持つだろう疑問であったからかもしれません。
小学校の図書室で読んだ思ひ出。
走れメロス
太宰治の名著「走れメロス」を、フリー・アナウンサー伊藤綾子が朗読する。
セリヌン、ズッ友だょ…。
ボイスブックとして走れメロスの面白いところは、いろいろな声優・有名人・ナレーターのバージョンがあることです。朗読者によって全然聞こえ方が違ってくるので、いろいろなバージョンから好みの読み手を探し出すのも楽しいかも
その他にも様々なバージョンがあります。
手ぶくろを買いに
人間からひどい仕打ちを受けたことがある母狐は、人家に近づくことができません。子狐の手を片方だけ人間の手に変えて、1人で手袋を買いに行かせました。ところが、子狐は間違って狐の手を出してしまったのです。その結果…。「人間は怖くない!」と思った子狐。それを聞いて「本当にそうかしら?」とつぶやいた母狐。話の中に善悪が入り交じった人間社会がさりげなく描かれています。
子狐が手袋を買いに行ったときのドキドキ感がハンパなかった思い出。
そして最後、子狐の母親の言葉の消化不良感の思い出とともに。大人になったら母親の言葉が分かる自分も悲しい。
ジャックとまめの木
伸びた豆の木を登って、雲の上に行ってしまったジャック。大きな鬼にみつかりそうになって……。ハラハラドキドキ、世界おとぎ話のあの名作を、若手声優が朗読します。
これぞ正にジャイアントキリング。
大きなカブ
大きなカブ ― おじいさんが、大きな大きなカブを作りました。しかし、あまりに大きすぎて、おじいさん一人では抜けません。おばあさんも呼んで引っ張りますが、全く抜けそうにありません。
幼児が「協力プレイ」の大切さを知るための本。
宮沢賢治「よだかの星」
自分の容姿の悪さを他の鳥たちに笑われる。鷹には名前を変えろと脅される。羽虫や甲虫を取って食べる自分自身に罪悪感を抱き苦しむ。助けを求めるよだかをばかにする夜空の星たち。そして最期に一直線に夜空へと昇っていき星になる。
この作品は小学生の時、道徳の教科書で読んで悲しい気持ちになった思い出。
日本の昔ばなし
『遠野物語』でよく知られる日本民俗学の父・柳田国男が日本各地で聴き集めてきた昔話108話を朗読で収録しました。
地方色が豊かな日本昔話集。
むかしばなしベスト100
日本のお話からは「ももたろう」や「かぐや姫」、世界のお話からは「大きなカブ」や「三匹のこぶた」。イソップ・グリム・アンデルセンの三大童話からも幅広く収録。その他に、落語の元になったお話や、ちょっと珍しいアフリカや東南アジアの不思議なむかしばなしも用意。
1話自体が、子供の集中力が続く5分~10分という構成。1日1話、読み聞かせや寝かし付けなどに。
グリム童話全集 赤ずきんと70のおはなし
グリム童話全210話をおさめたはじめての朗読集(全3巻)。3歳からの読み聞かせオーディオブックです。
日本以外の童話といったらやはりグリム童話。
アンデルセン童話全集 にんぎょひめと101のおはなし
アンデルセン童話を全話収めたはじめての朗読集(全2巻)
3歳からの読み聞かせオーディオブックです。
グリム童話ときたら、双璧をなすアンデルセン童話も紹介せざるを得ない。
まとめ
Audibleには、児童書・絵本が豊富です。
有名どころの寓話や童話であれば、ほとんどあるといってもいいでしょう。
また絵本などは、文章自体は短いので、その分朗読者に支払うギャラも少なくて済むので、値段も通常の絵本と変わらないくらい安いものもあります(オーディブル会員であればさらに全品30%OFF)。
「短かすぎてすぐに終わってしまう」なんて場合は、昔話全集や童話全集等もあるので、様々な話を聴けてお得かと思います。
読み聞かせのような朗読は、結構体力を使います。
疲れてしんどい時は、Audibleにアウトソーシングするというのも全然アリではないでしょうか。子供はもちろんですけど、親の健康も大事ですし。
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