Amazonには、自サイト内のリンクから商品を紹介すると数%の報酬がもらえます。
これを活用して多くの報酬を得ている方も多数おられます。
けれどサイト運営を始めたばかりの頃は、自分のサイトからアソシエイトリンクを貼ったにもかかわらず、報酬が入らなかったら、「あれ、貼り付けたリンクは有効に動作している?」と思われるかもしれません。
そういった場合は、単にサイトから商品が買われていないなんてことも多いのですが、稀にタグの記入ミスということも確かにあり得ます。ブログパーツ生成ツールなどでタグ(ID)記入ミスをした時などは、そのあといくら頑張っても、間違った設定になっているので、報酬が入らないといったこともありえます。
というわけで以下では、そんなことがないようにするためにも、Amazonアソシエイトリンクの有効性がチェックできる「リンクの動作確認ツール」の使い方を紹介したいと思います。
Photo by Pierre Lecourt.
目次
「リンクの動作確認ツール」の使い方
リンク動作確認ツールを利用するには、Amazonアソシエイトからまずログインする必要があります。
ログインすると、画面上の方にある「リンク&バナー」メニューにマウスカーソルを合わせます。
すると、以下のようなプルダウンメニューが表示されるので、「リンクの動作確認ツール」を選択します。
すると以下のような「リンクの動作確認ツール」が表示されます。
リンクの動作確認ツールは、作成したリンクが、Amazonアカウントに関連付けられたアソシエイトID(トラッキングID)を含んで正しく動作しているかを確認することができます。
紹介料の獲得は、有効なアソシエイトID(トラッキングID)経由でのみしか行われません。
ですので、リンクタグなどに不安がある場合は、必要に応じて、このリンクの動作確認ツールを利用して、作成されたリンクが正しく動作するか確認することをおすすめします。
例えば、最近のAmazonでは、以下のような短縮URLからリンクを作ったりします。
この短縮URL自体には、自分のアソシエイトID(トラッキングID)は含まれていません。実際のところ上記URLは、転送URLなので転送先でIDが含まれたものが利用されているわけですが、一見見ただけでは分かりません。
ですので、「本当にこのリンクを貼ったら自分の報酬になるんだろうか?」と思われる方もおられると思います。
そんな場合は、先程紹介した「リンクの動作確認ツール」の以下の部分にURLを入力して「リンクの確認」ボタンを押してください。
以下のように入力して「リンクの確認」ボタンを押します。
URLが有効だった場合
問題なければ、入力フォームの下に以下のようなメッセージが表示されます。
有効: 入力されたリンクURLは、お客様のアカウントに関連付けられたストアID・トラッキングIDとして、正しく動作しています。
このメッセージが出れば、利用中のURLは、あなたのアカウントに関連付けられた有効なリンクです。そのURLリンクから商品が購入されれば、ジャンルに合わせた紹介料がきちんと支払われます。
URLが無効だった場合
ちなみに、無効なリンクだった場合は以下のようなメッセージが表示されます。
エラー: 入力されたリンクURLは、正しく動作していないか、有効なAmazonへのリンクではありません。
「リンクの動作確認ツール」で有効性を確かめたいとき
以下のようなケースでは、「リンクの動作確認ツール」を用いて、リンクの有効性を確かめておいた方が良いでしょう。
初めて利用するブログパーツを利用するとき
例えば、カエレバのようなアマゾンリンクパーツを生成するツールを利用する場合、初期設定が必要です。
その初期設定が誤っていれば、報酬は発生されません。
なので、初期設定終了後、以下のような商品リンクを作成したとします。
すると、ブラウザの右クリック機能などから「リンクのアドレスをコピー」をして、リンクのURLのみを取得します。
ちなみに、カエレバリンクの場合は、以下のようなURLになっています。
このURLが問題ないか「リンクの確認ツール」でチェックします。
リンクに問題がないようであれば、カエレバでの初期設定もうまくいっているということになるので、その後安心して使うことができます。
自分でAmazon URLを生成した時
作成中のWEBサービスなどでURLを生成することもあるかと思います。
例えば、以下のようなURLの組み合わせで、Amazon商品紹介リンクを作成することができます。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/[ASINコード]/[アソシエイトID]
https://www.amazon.co.jp/gp/product/[ASINコード]?tag=[アソシエイトID]
こういった、自前で生成したリンクは、ツールが生成したものではないので、間違いも起こりやすいです。ですので必ず、「リンクの確認ツール」で有効性をチェックしてください。
まとめ
そんなわけで、「自分のサイトから商品が売れているはずなのに報酬がレポートに反映されていない」なんて場合は、まず第1に「リンクの確認ツール」でURLの有効性を確認してみることをおすすめします。
せっかく多くの人にAmazon商品を紹介して購入して貰ったとしても、URLが有効でなかったとしたら、全く意味がありません。ですので「あやしいかな?」と思ったら必ずチェックしておいた方が万が一の時の損失を減らすことができるでしょう。
すべてのAmazon商品リンクをチェックするのは面倒なので、以下のような場合に絞ってのみチェックするというのでも良いかと思います。
- Amazon商品を紹介しているページに多くの検索流入がある
- そんな多くの人が訪れているページなのに商品が売れていない
通常、Amazonが生成するURLを利用している場合は、まず無効なURLになることはないと思いますが、「こういったチェック方法がある」ということだけでも知っておくことは重要です。