photo by Dima Bushkov
今年の2月にAmazonアソシエイトリンク作成ツール「BabyLink」を作りました。
基本的に、簡単なアソシエイトリンクを作るだけのツールなんですが詳しくは以下の記事に書いてあります。
広告主張が控え目なAmazonアソシエイトリンク作成ツール「BabyLink」を作ってみた
でその後、じわじわと利用者も増えてきたので、ここらへんで収益化しようと、Amazonアソシエイトに登録サイトを複数追加する方法でサイトの追加申請をしてみました。
するとこのような返信が。
Amazon.co.jpアソシエイト・プログラムにお問い合わせいただき、ありがとうございます。
このたびご連絡いただきましたURLを確認させていただきました。
誠に申し訳ございませんが、承認致しかねますことをご了承ください。
なお、未承認サイト上にリンクをご利用いただくことは運営規約に抵触いたします。そのため、http://babylink.herokuapp.com/上よりリンクを削除くださいますようお願いいたします。
アソシエイト・プログラムをご利用いただき、ありがとうございます。Amazon.co.jp カスタマーサービス アソシエイト・プログラムスタッフ
最近amazletの作者@naoya_itoさんが「Amazonから垢バン&10年運営してきたamazletを停止するよう要請され、悲しみで飲みいく」なんてこともあったので、薄々「ダメだろうなぁ」と思いながら申請してみたのですが、やっぱりダメでした。
確かに僕の作った、ツールがしょぼすぎるという原因の可能性もあります。ただ、amazletがダメで、最近のアソシエイト審査の厳しさを見ていると、今後こういったアソシエイトリンク作成ツールは、申請しても通らないような気もします。
もちろん、申請せずリンクを貼った場合は、「未承認サイトにリンクを貼った」ということで運営規約に抵触します。
通常こういった、アソシエイトリンク作成ツールから収入得る場合、これまでは矢印部分に自分のトラッキングIDを仕込んで、ユーザーが購入するのを狙う(もちろん他にも方法はある)のが一般的でした。けれどこれからはおそらく、そういった商品も紹介しているわけでもないのにアソシエイトリンクを貼り付けるのはダメなのではないかと思います。
僕の作ったリンク作成ツールでは、まだリンクにトラッキングIDを入れることはしていませんでした。
ただ、トップページに「作成されたタグの見本」としてトラッキングIDが入ったものを表示させていたのですが(IDが入っていないと不具合かと思われるので入れていたのですが)、その見本でもダメなようです。
これをOKしてしまうと、アソシエイトの意図しない収益方法をされるかもしれないので、これはしょうがないのかも。
ということで、見本からもトラッキングIDを外しました。
ちなみに、amazletがBANされた理由として、いろいろなブログで考察が書かれています。
僕の場合だと、Amazonアソシエイト・プログラム運営規約の「10. 乙がアソシエイトであることの表示」がなされていないという原因も考えられます。
乙のサイト上のどこかに 「Amazon.co.jpアソシエイト」、または「[乙の名称を挿入]は、[該当するサイト名(amazon.co.jpまたはjavari.jp)を挿入]を宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、 Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」の文言を表示しなければなりません。甲は、この文言あるいはグラフィックロゴを適宜変更することがあります。
でも、いろいろ修正したとしても、長年Amazonに貢献してきたともいえる@naoya_itoさんへのAmazonアソシエイトの塩対応を見る限り、こういったアソシエイトリンク作成ツール分野にこれ以上深入りするのは止めたほうがよさそうです。
amazletに並ぶ人気のタグ作成ツールカエレバも最近のアップデート「ヨメレバ・カエレバの機能を変更 2014/5/30版」にて、検索結果でのトラッキングIDの入った商品紹介リンクを外されたことを考えても、ツールから直接トラッキングIDを貼って、収益化するのはAmazon的にはダメなんだろうと思います。
Amazonとしては、純正のウィジェットとかを、もっと使って欲しいのかも。
初めまして。
わたしもAmazonアフィリエイトリンク作成ツールを作成して、
先ほどBanされました。
作ったツールの構成としては、よくあるタイプのものです。
検索画面に当方のアソシエイトIDを埋め込み表示。
リンク作成画面ではもちろん制作者のIDを埋め込みジェネレート。
複数回にわたってメールにてやりとりをさせていただきましたが、
なぜBanされたのかという具体的な回答はあまりいただけませんでした。
ですが、ともかく規約の6にひっかかるとのことです。
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6.お客様は、当方の事前の書面による同意なしに、いかなるセットトップボックス(例えば、地上・BS・CATV受信用ボックス、デジタルビデオレコーダー、 ストリーミングビデオプレイヤー、ブルーレイプレイヤー、DVDプレイヤー等)または、インターネットテレビ(例えば、Google TV、ソニーBravia、パナソニックViera Cast、Vizioインタネットアプリケーション等)での使用を目的とした、もしくは意図したアプリケーション上で、またはこれらに関連して、商品関連 コンテンツを使用することはできません。
Amazonアソシエイト・プログラム参加要件
https://affiliate.amazon.co.jp/gp/associates/promo/participationrequirements
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それと、
繰り返しアプリケーション内でアソシエイトリンクの使用をしないようにとは注意されましたね。
AmazonアフィリエイトIDをジェネレートする行為自体もBanになるのでしょう。
実際に、検索結果などから全て、わたしのアソシエイトIDを削除して再申請しましたが、
通りませんでした。