AdWordsキーワードプランナーの初期設定方法(仮キャンペーンを登録して利用する)

昨日、作成しているアフィリエイトサイトの記事を書こうとしていました。

そして、最適なキーワードを選ぼうと思ってキーワード プランナーを開いたらこんな表示が。

キーワードプランナーのエラーメッセージ

キーワードプランナーを使用するには、少なくとも1つの有効なキャンペーンが必要です。
有効なキャンペーンがあるにもかかわらず、このメッセージが表示される場合は、数分後にキーワードプランナーを再読み込みしてください。

再読み込みすることを数回、相変わらず利用できず…。「そういえば、確かにキャンペーン(広告)を設定していなかったな」ということで新たに設定することにしました。

以下では、これから新しくキーワードプランナーを使いたいという場合に設定しておくと無料でツールが使える方法を紹介したいと思います。

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キーワードプランナーを使うための主な手順

以前は、キーワードプランナーにログインするだけで使用できていたキーワードプランナーですが、キャンペーンを登録しないと使用できないなんて事になることもあるようです。

キーワードプランナーの新規ユーザーが、キャンペーンを登録して利用するまでに必要な主な手順は以下になります。

  1. Googleアカウントを作成する(ない場合は)
  2. キーワードプランナーにログイン
  3. AdWordsでキャンペーンの作成
  4. 料金の支払い方法の設定
  5. キャンペーンを一時停止にする

多少手順はありますが、やっていることと言えば、個人の情報の入力なので、一つ一つ行っていけばそれほど難しくはないと思います。

「Googleに個人情報を登録したくない!」という場合は、Googleサービス全体の使用を控えた方が良いかと思います。Googleとは、取得した個人情報を最適な広告表示に利用したり、他にも有効利用していると思われる会社なので。

Googleアカウントを作成する

まず、Googleアカウントを持っていない人は、アカウントを作成する必要があります。

既にGoogleアカウントを持っている場合は、この項目は読み飛ばしてください。

Googleアカウントを作成する手順は、以前に書いたので以下のページを参考に作成してください。

もはやおなじみのGoogleサービス。最近は何かと、Googleアカウントを持っていると便利になるサービスや、そもそもアカウ...

よほど、キー入力が遅い人でもなければ5分もかからず作成できると思います。

キーワードプランナーにログイン

次に、キーワード プランナーに移動して「ログイン」リンクをクリックしてください。

Googleキーワードプランナーツールにログイン

次に、以下のようなログイン画面が表示されるので、メールアドレスを入力して「次へ」ボタンを押してください。

Google AdWords に移動するにはログイン

次に、パスワードを入力し、「ログイン」ボタンをクリックしてください。

Googleアカウントのパスワード入力画面

すると、「アカウントで通常とは異なるアクティビティが検出された場合やアカウントにアクセスできなくなった場合に Google からお知らせする方法を指定してください。」と表示され、電話番号の入力を促される場合もあるのですが、これは特に設定しなくても良いので「完了」ボタンをクリックします。

アカウントで通常とは異なるアクティビティが検出された場合やアカウントにアクセスできなくなった場合に Google からお知らせする方法を指定

すると、「Google AdWordsにようこそ」画面になるので、「メールアドレス」の入力を確認し、「WEBサイトのURL」も入力(ブログのURLでOK)し、「続行」ボタンを押してください。

Google AdWords へようこそ

「お客様の広告」ステップに進んだら、「AdWordsに切り替える」をクリックしてください。

AdWordsに切り替えるリンクをクリック

以降は、キャンペーンの作成になります。

AdWordsでキャンペーンの作成

「キャンペーンの作成ステップ」に移ったら、以下のように一覧で入力項目が表示されます。

最初のキャンペーンステップ

入力すべき項目は以下。

  1. 予算
  2. 地域
  3. ネットワーク
  4. キーワード
  5. 単価
  6. テキスト広告

入力項目はいくつかありますが、それぞれ単純な設定です。

以下では、項目の設定を一つ一つ行っていきます。

最終的にマジで商品を宣伝するようなガチ広告を出すわけじゃないので内容は適当でも良いのですが、作るからには一応それなりに広告ぽいものを作成したいと思います。

1.予算

予算項目では、1日当たりの平均予算を入力し「保存」ボタンを押します。

1日当たりの平均予算を設定する

今回は、実際にそこまで広告を出すわけではないので、少なめの金額に設定しておいてもよいでしょう。僕の場合は100円に設定しました。

ちなみに、下限数値はいくらぐらいかと調べてみたら、1円だと「値が小さすぎます」と出るようです。

1円だと値が小さすぎますと出る

ただ2円だと、設定できる模様です。

2円だとメッセージは出ない

ここらへんの基準はよく分かりませんが、今後AdWordsの仕様変更によって変わることもあるかもしれません。

なので、大体100円~500円の範囲内で設定しておけば良いかと思います。

実際に広告を打つときは、こんな予算ではとてもじゃありませんが人は集まりませんが、今回はキーワードプランナーを使うということが目的なのでこれで十分かと思います。

2.地域

地域項目では「日本」を選択して「保存」ボタンを押してください。

Google AdWordsの地域設定

3.ネットワーク

ネットワーク項目については、特にデフォルトのままで良いかと思います。

Google AdWordsのネットワーク設定項目

ネットワーク設定は、広告が表示されるサイトを選択します。

今回、特に広告が表示される必要はないので「ディスプレイネットワーク」のチェックを外してしまっても良いかもしれません。

4.キーワード

次に、広告用のキーワードを選択して「保存」ボタンを押します。

デフォルトの状態で最初に入力したURLにあったキーワードが選定される

このキーワード自体は、最初に入力したURLから自動で選別されて表示されるので、特にこだわりがない場合は、そのままでもOKです。

ブログのURLを入力していたなら、そのブログ宣伝用のキーワードが選定されます。

5.単価

単価項目では、「広告1クリックあたりの単価」を入力します。

僕は、できるだけ低く設定して、クリックされないようにしたいので、「入札単価を手動で設定する」を選択して、入札単価を最低単価の2円に設定して「保存」ボタンを押しました。

入札単価を手動で2円に設定した

ちなみに、1円だと値が小さすぎるとのこと。

入札単価は1円では値が小さすぎる

とりあえず、ここまで細かく設定する必要はないと思いますが、とりあえずはお金をかけずにキーワードプランナーを利用する方向で。

6.テキスト広告

次に、テキスト広告項目の設定を行います。

僕の場合は、自分のブログに関する広告を適当に作成してみました。

Google AdWordsのテキスト広告設定項目

ここらへんは、ガチで宣伝するわけではないので、適当で十分かと思います。

キャンペーンの最終確認

すべての項目の入力を終えたら、以下のように設定一覧が表示されます。

キャンペーンの設定完了

問題なければ「保存して次へ」ボタンを押してください。

    料金の支払い方法の設定

    広告費用のお支払い方法を設定

    次に、広告費用のお支払い方法を設定を行います。

    設定項目は以下になります。

    1. 口座の種類
    2. 名前と住所
    3. お支払いタイプ
    4. お支払い方法
    5. 新規広告主様向けの特典
    6. タイムゾーン

    まずは、「国」は「日本」でOKかと。

    広告料金設定の国を日本にする

    口座の種類

    「口座の種類」は個人で行っている場合は「個人」を、法人で行っている場合は「ビジネス」を選択してください。

    口座の種類は、ビジネスか、個人か

    名前と住所

    「名前と住所」では、実際の住所氏名と連絡先を入力します。

    広告料金設定で名前と住所を入力

    お支払いタイプ

    「お支払いタイプ」は必ず「手動支払い」を選択してください。

    広告料金設定で手動支払いを設定

    これで万が一広告料金が発生する設定になっていたとしても、自動でバンバン引き落とされていくということはありません。

    お支払い方法

    「お支払い方法」を「振込」に設定します。

    広告設定でお支払い方法振り込みに設定

    クレジットカードだと、誤って設定した場合自動で引き落とされる可能性がありますが「振込」だと、振り込みを行わないと料金が発生しません。

    新規広告主様向けの特典

    「新規広告主様向けの特典」は、空欄でOKです。

    新規広告主様向けの特典

    この設定項目は、Google AdWordsからキャンペーンクーポンなどが届いていた時に、コードを入力することで割引を得るために利用します。クーポンコードがない場合は、利用できません。

    タイムゾーン

    日本に住んでいるのならば、タイムゾーンは「東京」のままでOKかと思います。

    広告料金設定でのタイムゾーン設定

    すべての設定を終えたら「保存して次へ」ボタンを押してください。

    広告料金設定を保存して次へ

    最終確認画面

    すると、キャンペーン設定の最終確認画面が表示されます。

    最後にキャンペーンの設定内容を確認

    画面の一番下までスクロールすると利用規約が表示されます。

    キャンペーン設定の最終確認画面の利用規約への同意

    利用規約に同意できる場合は「上記の利用規約に同意します。」にチェックをつけて「保存して次へ」ボタンをクリックしてください。

    支払い銀行口座情報の表示

    最後に、支払い用の銀行口座情報が表示されます。

    支払い銀行口座

    支払いは行う予定はありませんが、1を印刷するなり、キャプチャーを撮るなりしておいてください。

    印刷等記録が終わったら、「終了してキャンペーンを作成」ボタンを押してください。

    銀行口座の情報表示を終了してキャンペーンを作成

    これで、AdWordsアカウントが作成されました。

    完了すると、以下のような画面が表示されるので「アカウントにアクセス」をクリックしてください。

    Google AdWordsアカウントの作成完了

    キャンペーンを一時停止にする

    すると、以下のような画面が表示され「キャンペーン」タブ上に「キャンペーン #1」というキャンペーンが作成されているのを見て取れます。

    キャンペーン管理 – Google AdWords

    この「キャンペーン #1」というのが今回作成したキャンペーン名です。

    最後に、このままだと万が一にでも広告料が発生してしまうかもしれないので、「キャンペーンの一時停止」を行います。

    キャンペーンの一時停止

    キャンペーンの一時停止を行うには、キャンペーン名の左にある緑色のボタンをクリックします。

    キャンペーン名左にある緑色の丸をクリック

    するとポップアップメニューが表示されるので「一時停止」を選択します。

    キャンペーンを一時停止

    以下のようにキャンペーンが一時停止になった状態を確認したら、設定は完了です。

    AdWordsのキャンペーンが一時停止になった状態

    これで、とりあえずは、広告料は発生することがありません。

    キーワードプランナーの利用

    キーワードプランナーを利用するには、AdWordsメニューから「運用ツール」→「キーワードプランナー」を選択します。

    運用ツールからキーワードプランナーを選択

    キーワードの入力

    すると以下のような画面が表示されるので「フレーズ、WEBサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索」をクリックします。

    フレーズやキーワード検索

    あとは、入力フォームに調べたいキーワードを入力して「候補を取得」ボタンをクリックします。

    キーワードプランなのキーワード検索の入力フォーム

    あとは、以下のようにキーワード候補が表示されれば設定は終了です。

    キーワード プランナーでキーワード候補の表示

    まとめ

    僕はつい最近まで知らなかったんですけど、キーワードプランナーを利用するのに、キャンペーン登録が必要になっていたんですね。

    ただ、僕の持っているほかのGoogleアカウントは、キャンペーンを登録していないのに、キーワードプランナーを使用できるものもあって、ちょっと基準がよくわかっていません。

    調べてみたら、もう数ヶ月前からログインしただけじゃ利用できなくなっている人も結構いて、徐々に移行が行われているのかもしれません。

    とりあえずキーワードプランナーは、サイト運営やアフィリエイトでキーワード選定を行うには、重要ツールになっています。少なくとも、キーワード選びの苦手なサイト運営初心者には必須のツールになるかと思います。

    なので、「これからサイトを始めたいけど、キーワード選びをキーワードプランナーを使って選定したい」なんて場合は、今回の設定を試してみてください。