個人死亡時にAdSenseアカウントは相続できるのか?

僕は、訳あって寝たきり生活をしています。

控え目に言っても健康的な生活をしていないので、自分でも「人より長くは生きられないな」とは思っています。

そんな僕でも当サイトのようにWEBページを作り、Google AdSenseの広告を貼り付け、収入を得ています。

こんな僕にでも、収入を得られるシステムを提供していただけるのは本当にありがたい。

ただ、ある日ふと思いました。

Google AdSenseアカウントやASPのアカウントは本人死亡時どうなるんだろう?

本人死亡時に誰かに相続できるのだろうか?

疑問に思ったことは「サポートに聞いてみよう!」ということで質問してみました。

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僕が質問した内容

僕が質問した内容を抜粋したものがこちら。

Google AdSenseへの登録者(個人)が死亡した場合、死亡以前、死亡以降の報酬はど うなりますでしょうか。 アカウントの相続等はできますでしょうか。

また、仮に個人事業主が法人化した場合、現在個人で登録しているアカウントを法人名義にするには、どのような手続きを行えばよいでしょうか。

質問の趣旨としては以下の3点。

  1. 本人死亡時、報酬はどうなるか?
  2. 本人死亡時、家族等にアカウントの相続ができるか?
  3. 法人化した際に名義変更可能か?

以下では、それぞれの回答を含めて詳しく書きたいと思います。

本人死亡時、報酬はどうなるか?

こちらがAdSenseサポートからの回答です。

アカウントの所有者様がお亡くなりになられた場合、口座の変更、もしくは凍結が発生しない限り、引き続き登録されている口座へ入金されます

基本的には、本人死亡後も発生した報酬は銀行口座に振り込まれるようです。

ただ、「口座の変更、もしくは凍結が発生しない限り」というのがミソだと思います。

よく、ちまたで「役所で死亡届を出したら銀行が凍結される」ということよく耳にします。

けれど、役所に死亡届を出したからといって、直接銀行に連絡が行くわけではありません。

一般的に、銀行が凍結されるのは「金融機関がその名義人の逝去を確認した時点」です。

それはこういったケース。

  • 遺族からの申し出
  • 死亡広告
  • 有線放送
  • 税務署からの問合せ
  • 市役所からの口座振替依頼
  • 葬儀場・斎場の案内看板
  • 外回りの営業マンからの生の情報

参考 死亡届で銀行口座は凍結されない?凍結される理由と解除する方法

中でも最も多いのが「遺族からの申し出」です。

なので「家族が申し出ず銀行が名義人の逝去を知らない限りはAdSense報酬は振り込まれる」ということにはなります。

ただ、本人の遺産などの相続の手続き上、必ず「銀行の凍結」は必要になります。

預金相続手続きの流れについては、全国銀行協会の以下のページに書かれています。

なので、相続を行うために「故人の銀行は凍結する必要がある」と考えておいた方が良いでしょう。

それを踏まえて、報酬がその後も遺族に振り込まれるようにするには、アカウントの相続手続きを行う必要があります(※可能であれば)。

本人死亡時、家族等にアカウントの相続ができるか?

結論を先に書くと、AdSenseではアカウントの相続が可能です。

ただ、様々なケースによって手続きは変わってきます。

主なケースは、次のような場合。

  1. 既にアカウントに相続されるユーザーが登録されている。
  2. アカウントに相続されるユーザーが登録されていない。

以下では、それぞれのケースごとに説明したいと思います。

1. 既にアカウントに相続されるユーザーが登録されている。

以下は、返信の原文ママ。

所有者様がお亡くなりになられる前に既にアカウントの管理権限をお持ちである場合、そのまま新規のアカウント所有者様としてご運用いただけます。

また、口座情報の変更がアカウント内で行うことも可能でございます。

手順:お支払い方法を設定する

手順 : お支払い受取人の名前を変更する

アカウント所有者本人が死亡する前に、既にアカウントの管理権限が委譲されていれば、その後も前所有者に成り代わって運用が可能とのことです。

「管理者権限が既に移譲」されている場合の手続きは、比較的簡単になっています。

なので、AdSense名義人が病気などで死期がわかっている場合は「事前に相続する方にAdSense管理者権限の移譲」をしておいた方が良いでしょう。

必要な手続き

それに伴う支払い方法の変更方法(銀行口座の変更方法)はこちら。

お支払い先の住所に応じて、小切手、銀行口座振込(電子決済)、単一ユーロ決済圏(SEPA)での銀行口座振込(電子決済)、

支払いの受取人の名義も変更する必要があります。

利用規約ではアカウントの所有権の譲渡は認められていませんが、つづりの間違いの訂正や、結婚、死亡、会社の合併などによる変更のために、お

2. アカウントに相続されるユーザーが登録されていない。

AdSenseアカウントに相続するユーザー登録がされていない場合は、ちょっと大変になります。

以下、回答の原文ママ。

アカウントを引き継がれるユーザー様がアカウントにアクセスが無い場合、以下の方法がございます。

A. 事前に今の運用者に管理者ユーザーとして登録するよう依頼する

B. 弊社にユーザーの死亡証明書および、亡くなられたユーザーの方と相続されるユーザーの関係性を証明する法的な書類

C. 亡くなられたユーザーと血縁・婚姻・パートナーシップ関係がなく、ビジネス関係である場合、事前に引き継ぎの同意があったことを証明する書類(形式自由・前所有者の印鑑付き)

D. 所有者の Google アカウントのアドレスおよびパスワードを事前に伺う

なお、亡くなられたユーザーの引き継ぎにつきましては、当窓口でも前例が非常に少なく、弊社の法務とケース毎に確認の上、対応する形となりますため、お時間いただく可能性がございますこと、予めご了承下さいませ。

ユーザー登録していない相続人でも、手続きを行えば相続は可能なようです。

それには、以下の4つのうち、いずれかの手続きが必要です。

A.死亡前に現運用者に相続人を管理者ユーザーとして登録するように依頼

Aに関しては、前項目でも書いたことです。

現在の運営者が死亡する前に、管理者ユーザーとしてAdSenseに相続人を登録しておくことが最も手続き上も簡単になるかと思います。

これは、運営者死亡前に行っておく必要があるので、死亡後にはできません。

B.AdSenseに死亡証明書と故運営者と相続人の関係性を証明する書類を提出する

相続人が血縁者の場合、AdSense宛に故運営者の「死亡届」と、故人との「関係性を証明する書類」を提出することで、アカウントの相続はできるようです。

ただ、「個人と相続人の関係性を証明する書類」といっても、そこまで詳しくは聞いてないので、実際に相続が必要になった際に詳しく、AdSenseサポートの方にお問い合わせください。

C.血縁・婚姻・パートナーシップ関係がない場合は、事前に引き継ぎの同意があったことをする書類を提出する

故運営者と血縁もなく、婚姻・パートナーシップ関係もなく、単なるビジネスの関係だった場合は、「事前に引き継ぎの同意があったことを証明する書類」が必要です。

書類は自由形式でも良いらしく、ただし印鑑は必要です。

ただ、こちらも詳しいことは、AdSenseサポートに問い合わせることをおすすめします。

これも、本人死亡後に書類がない場合は、行えない手続きです。

D.故運営者に事前にGoogleアカウントのアドレスとパスワードを聞いておく

ちょっと意外だったのがこれ。

故運営者に、事前にアカウント情報を聞いておけば、相続人がAdSenseにログインして、名義変更をしてしまっても良いということなのだろうか。

お支払い先の住所に応じて、小切手、銀行口座振込(電子決済)、単一ユーロ決済圏(SEPA)での銀行口座振込(電子決済)、
利用規約ではアカウントの所有権の譲渡は認められていませんが、つづりの間違いの訂正や、結婚、死亡、会社の合併などによる変更のために、お

まぁ、故運営者に「事前にアカウント情報を聞ける関係性」があれば、相続対象として考えても良いような気はします(※法的解釈はいろいろあると思うけど)。

もちろん、「AdSenseアカウント情報」を不正に入手して勝手に相続するというのは言語道断だと思います。

これも、本人死亡後の場合は、アカウント情報を聞くことができないので、行えない可能性が高いです。
ただ、故運営者が使っていたパソコンを使える関係性であれば、ブラウザーの自動ログイン情報から、AdSenseにログインすることは可能かと思います。ただ、そういったケースの場合、Googleの法務部としてどういう解釈になるかは、問い合わせる必要があるかと思います。ちゃんとした血縁関係の場合は、しっかりと書類を提出するのが王道かと思います。

アカウント相続の手続きはアドセンス自体も前例が少ない

回答にも以下のようにあります。

なお、亡くなられたユーザーの引き継ぎにつきましては、当窓口でも前例が非常に少なく、弊社の法務とケース毎に確認の上、対応する形となりますため、お時間いただく可能性がございますこと、予めご了承下さいませ。

ケースによっては、Googleの法務部と確認の上の手続きとなるので、時間がかかる可能性もあるようです。

法人への名義変更は?

一方、法人への名義変更方法も質問してみました。サポートからの回答がこちら。

アカウントが個人アカウントである場合、一度法人アカウントへご変更いただき、その際に法人名義でご登録いただく必要がございます。

なお、個人アカウントからビジネスアカウントへの変更は大変恐縮ながら承っておらず、切り替えをご希望の場合、一度個人アカウントをご削除いただき、法人アカウントをご作成いただきますようお願い申し上げます。

参照ヘルプ:AdSense アカウントの種類を確認する

アカウントの「個人→法人」名義変更は出来ないようです。

やるにしても、新たに法人アカウントを作成してからのようです。

これに対していくつか疑問が浮かんだので良い機会なので質問させていただきました。

個人のアカウントを法人名義に書き換えるだけではダメなのか?

回答がこちら。

厳密に申し上げますと、〇〇様がおっしゃりますように、個人アカウントの情報を法人情報に書き換えることは可能でございます。

しかしながら、私個人の経験から申し上げますと、個人アカウントに法人情報を追加することで収益の支払いが上手くいかないケースや、定期的に入るアカウントの審査で不承認となるケースもございました。

個人アカウントに法人情報をご記入いただくことのリスクを考慮いたしますと、私個人としましてはお薦めしない方法となっております。

あくまで担当者さんの一見解という断りはありつつも、「個人→法人」への名義変更はおすすめできないようです。

個人から法人へ移行するにはどうしたらよいか?

いろいろな方法はあるのですが、あくまで一般的な方法として以下の手続きを案内していただきました。

  1. AdSenseに登録されていないサイトを用意する
  2. 登録されていないサイトがない場合は作成する
  3. もしくはAdSenseにサイト追加画面で登録してあるサイトを解除する(解除したサイトは報酬が発生しない)
  4. AdSense未登録のサイトで法人で申請し承認を受ける(個人と違うメールアドレス・振込口座で申請)
  5. 承認後サイトにタグを貼る(個人・法人アカウントの広告が同一サイトに貼られていても違反にはならない)

上記のように、AdSenseアカウントを個人から法人に移行するのは結構面倒です。

まとめ

質問してみた結果、個人に関しては「Google AdSenseは手続きさえしっかり行っていれば相続できる」と言っていいでしょう。

ただ、法人への名義変更はかなり面倒くさそうなので、個人で行った方が簡単そうではあります。

ということで個人の場合、アカウントを相続する際に一番良いのは、事前にAdSenseの管理者権限を移譲しておいてもらうことだと思います。

「生前に運営権限の移譲」、これが最も簡単に相続する方法かと思います。

けれど、故運営者が死亡後でも血縁者、婚姻・パートナーシップ関係にある場合であれば、「死亡届」と「故人との関係性を示す書類(※詳しくはお問い合わせください)」を提出すれば、相続も可能です。

ここらへんは、さすがGoogleといった感じです。

AdSenseアカウントは運営者が急に死亡した時でも、血縁者なら相続可能と言っていいでしょう。

ただそのためには、事前に相続者が以下のことを知っておく必要はあると思います。

  • 本人がAdSense広告で収入得ていること
  • 書類を提出すれば血縁者等がアカウントを相続できること
  • ある程度のAdSenseの知識

放置していれば、銀行は凍結され、報酬も振り込まれず、知らないまま「報酬をもらえる権利を放棄してしまっている」なんて状態に、なっていることもありえます。

相続をさせたい相手がいるのであれば、事前に必要な情報は伝えておく必要があると思います。

サイト Google AdSense

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