僕は昔、事故により怪我をしてしまい、手に障害が残っています。
障害で指などを思うように動かせないため、通常の歯ブラシを使っていると、手首などをうまくひっくり返せず、歯の裏側がうまく磨けなかったりします。
ですので以前は「歯ブラシの毛先がうまく当たらない部分はしょうがない…」と半ば諦めて通常の歯ブラシで歯を磨いていました。
そんな折、テレビか何かで360度歯ブラシというのを発見しました。
360度歯ブラシは、冒頭の写真のように360度全面にブラシがびっしりと放射状についています。これにより、不自由な手であっても、歯の裏に歯ブラシをもって行きさえすれば、綺麗にブラシが当たります。
僕はもう360度歯ブラシを使用し始めて、3年以上になるでしょうか。それ以来、僕は360度歯ブラシを約1年に一度買いだめしています。
今回も、一度に買いだめしたので写真とともに紹介です。
目次
360度歯ブラシ 360do BRUSH 間(KAN)
僕が愛用しているのは、STBヒグチの360度歯ブラシです。
僕はひと月に1本交換して使用しているので、歯ブラシがなくなってきたら、以下のように買いだめをしています。
1本だけだとこんな感じです。
色も4種類あり、ブルー、ピンク、オレンジ、グリーンの4種類中から選べます。
パッケージ裏面は以下のような説明が書かれています。
僕の場合は、硬い歯ブラシで歯茎を傷めたくないため、「360度歯ブラシ 間(KAN)」を利用しています。
毛の材質はナイロンです。口の中に入れるものなので、日本製というのは、安心感があります。
パッケージから歯ブラシを取り出すと以下のような形状になっています。持ち手が滑らないように、中尾彬のねじねじスカーフのようになっています。
ブラシ部分を拡大すると、以下のように360度ビッシリと細かく毛先が生えています。
この約21000本の高密度の毛が歯垢をしっかり除去する良い働きをしてくれます。
360度歯ブラシの使用感
手に不自由のない方なら、普通な歯ブラシでも十分綺麗に歯磨きができるかと思います。
けれど、僕のように手に障害があったりして、手首をうまく返せない場合は、この360度の毛先が活きてきます。
と言うのも僕の場合、普通の歯ブラシを使っていると、手首を返すことができないので歯の裏側を磨こうとすると歯ブラシの柄の部分が当たってしまいます。
けれど360度歯ブラシの場合は、歯の裏に歯ブラシさえもっていけば、以下のように綺麗にブラシが当たります。
歯の裏側に歯ブラシを持っていって、ちょっと横にスライドさせれば高密度のブラシが歯の裏に当たって、綺麗に磨けます。
歯ブラシを奥歯に持っていけば、以下のように上下を同時に磨くなんてこともできてしまいます。
これだけ、綺麗にブラシが当たるので、手の不自由な方も結構おられる医療施設で、多数の実績があるというのもうなずけます。
もちろん、手の不自由な方以外でも、歯磨きの苦手な子供(特に幼児)にも良いでしょう。もちろん、普通の大人が使っても全く問題はありません。
本当、手首を返す必要がないので、余計な手間をかけずに歯磨きをすることができます。
あと、全面ブラシなので、舌クリーナーとしても活用でき、綺麗に舌の汚れを落とすこともできるのも地味に便利です。
360度歯ブラシを電動歯ブラシ化
あと僕は、手を動かすのさえ億劫なので、どんな歯ブラシでも電動歯ブラシ化出来る「ソニックオール」を利用しています。
これにより、360度歯ブラシでも、ある程度電動化することができます。
同型機種のレビューはこちら。
僕が、電動歯ブラシを装具に取り付けている方法はこちら。
まとめ
こんな感じで、「360度歯ブラシ」+「電動歯ブラシ化キット」で歯磨きの苦手な僕でも、かなり楽に歯を磨けるようになりました。
とりあえず、360度歯ブラシの毛先を磨きたいところに持っていって、ちょこちょこ動かしていれば、結構綺麗に磨くことができます。
流石に、高級電動歯ブラシみたいに音波的な能力はないかもしれませんが、これでも十分に綺麗に磨くことができます。
ということで「障害などで手首をうまく返して歯磨きができない」なんて場合や、「歯磨きが苦手な子供(幼児)に楽に磨ける歯ブラシで歯磨き習慣をつけたい」なんて場合には、360度歯ブラシは結構な有能ツールだと思います。
こちらは柔らかめのブラシ。
中間の硬さのブラシ。
小さなヘッドで固めのブラシ。
子供用。
ベビー用。
歯ブラシ電動化キット。