とりあえずここだけは押さえておきたい「SmartNav 4AT」の設定方法

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SmartNav 4AT

頚椎損傷で四肢麻痺の僕がパソコン操作をするのに「SmartNav 4AT」を使う理由で書いたように、僕はパソコンのマウスカーソル操作をするのにSmartNavを使用しています。

ただ、SmartNavはアメリカのNaturalPointが製造しているデバイスなので、設定が英語になっています。(日本の代理店で買えば、日本語で設定できるのかも。僕は大昔に購入したので英語でした。現在のは未確認。)

英語でも、慣れてしまえば大したことはないのですが、使い始めは戸惑います。

僕も、初めて使用したときは、よくわからないところもありました。ですので、「とりあえず、これだけは設定しておいた方が良い」という箇所を5年ユーザーの僕が独断と偏見で選んで紹介したいと思います。

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Setup

まずはタブの左側から「Setup」の押さえておきたい設定です。SmartNavの一般的な設定を行います。

SmartNavの設定 setup

①スタートアップ時に起動するように設定します。

②「×」(閉じる)ボタンを押したときに、タスクトレイに移されます。

僕のような、上肢障害がある場合は、Windowsを起動した時からシャットダウンする時まで常駐させたいので上記のように設定します。

③設定ファイルを新しく作成して保存。

④現在の設定を保存。

使い始めは、いろいろ設定変更すると思いますが、変更したら必ず設定の保存を行いましょう。初めて設定保存をする場合は、③の「New」ボタンを押して、新しい設定を作成するのをお勧めします。以降は、④の「Save」で保存すれば十分です。

Movement

マウスカーソルの動きを設定します。

SmartNavの設定 Movement

①「Speed」は、マウスカーソルの移動スピードを設定します。上で縦軸、下で横軸の設定が行えます。大きく動かしたいときは、右に、小さく動かしたいときは左にスライダーを移動してください。

僕は、環境によって多少異なりますが、だいたい「14~16」に設定しています。そうすると、だいたい操作シール(頭の位置など)を半径1cm動かすくらいでモニターの移動範囲をすべてカバーできます。

②「Motion」は、センサーの敏感度を設定します。右(Smoother)にスライドさせれば滑らかに動き、左(Resuponsive)にスライドさせればセンシティブ(敏感)に動きます。

僕は、滑らかに動くようにするため完全に右にスライドさせて120にしています。Resuponsiveにしすぎると、ちょっとした揺れで激しくマウスカーソルが移動してしまい動かしづらいです。Smootherに近づけることで、些細な揺らぎを吸収してくれます。

③「Positioning」は、Relative(相対ポイント)に設定した方が、マウスカーソルの位置を顔の動きだけで調節できるようになります。Absolute(絶対ポイント)マウスカーソルの位置は常に固定され、カーソル位置を調節したい場合は、キーボード操作などを要します。

残りは、通常環境で利用する場合(モニターを回転させるとかしない場合)は、設定する必要がありません。

Clicking

クリックに関する設定を行います。

SmartNav設定 clicking

①「Hot keys」は、キーボードでクリック操作を行いたい時に使用します。使用しない場合は、すべてチェックを外しておいて良いと思います。

➁「Ability Switch」は、アクセサリーなどでスペースキャップスイッチなどの、外付けスイッチを使っている時に使います。外部スイッチを使用していない場合は、設定する必要がありません。

スペースキャップスイッチというのは、こういった別購入の外付けスイッチのことです。

スイッチ

➂マウス操作のすべてをSmartNavで行いたい場合は、チェックを入れてください。クリック、右クリック、ダブルクリック、ドラッグなどもハンズフリーで行えるようになります。

「Dwel Clicking」の使い方は以下に詳しく紹介されています。

参考 NaturalPoint Dwell-Clicking ソフトウェアの使い方

➃ダブルクリックのアシストをしてくれます。僕個人としては、ダブルクリックの仕様感はそれほど変わらないのですが、一応チェックしています。

Behavior

SmartNavの振る舞いを設定します。

SmartNav設定 behaver

「Hot keys」でSmartNavの動作をホットキーに割り当てることができます。キーボード操作をしない人は、必要ないので「Enable」のチェックをすべて外しておいても良いでしょう。

①「Pause」は、SmartNavでのカーソル移動を一時停止したい時に使用します。動画などを見ているときに、カーソルがちらちらしていて邪魔な時などに使います。

➁「Center」は、マウスカーソルをモニターの中央に移動させたいときに使います。Movementタブの「Positioning」がAbsoluteの時の利用が、ほとんどだと思うのでRelativeになっている場合は、必要ないかと思います。

➂「Scroll」は、まんまスクロールするためのボタンの設定です。

➃「precision」は、正確なSmartNav動作を行いたい時に使用します。「precision」機能を使うと、大きく動いていたマウスカーソルが、細かく精密に動くようになるので、細かな作業したい時などに使用します。その代わりカーソル移動が大変になります。

その他の設定は、特にデフォルトのままで変更の必要はないかと思います。

Gravity

マウスカーソルに重力を持たせる設定を行います。重力といっても、ボタンを押しやすくするために、ボタン近くにマウスカーソルが行くとボタンにカーソルが吸い寄せられるような設定のことです。

SmartNav設定 gravity

アプリケーションのボタンやメニュー、エクスプローラーなどのアイコン、リストアイテムなどをクリックしやすくするために、重力(吸いつき)機能を使いたい場合は、「Use Cursor Gravity」にチェックを入れ、利用したいコンポーネントを選択してください。

僕は、マウスカーソルの動きが制限されるので、この機能は使用していません。

Tracking

カメラの追跡機能の設定を行います。

SmartNav設定 tracking

①カメラ位置を確認します。緑の点が、なるべく中心に来るようにSmartNavの位置を設定します。

➁SmartNav上部のLEDライト点灯機能のオン/オフを設定します。LEDの色でSmartNavの状態がわかるので、特に理由がない場合は、チェックしておいた方が良いと思います。

➂ライトのフィルタリング機能です。強い光の近くでSmartNavを動作させたりする場合は、違う光の反射も機械がとらえてしまうかもしれないので、こちらでフィルタリングします。マウスカーソルが当たり構わずちらちらと移動する場合は、「Light Filtering」にチェックを入れ、スライダーを右に移動すれば光を絞ることができます。

まとめ

今回は、設定方法というより僕の好みの設定みたいになってしまいましたが、だいたいここら辺を押さえておけばSmartNavをある程度思い通りに設定できると思います。

今まで使いづらいと思っていたところも、設定次第でかなり改善することもあるので、不便に感じている場合は、設定を見直してみると、今まで以上に作業がはかどることがあるやもしれません。