頚椎損傷で指の動かなくてもリングでペットボトルを持つことができるようにする自助具の作り方

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僕は頚椎損傷(頚髄損傷)なので手がまともに動きません。

手の動きは、腕を曲げるといったことはできるのですけど、指は全く動きません。障害の度合いでいうと、C4-5といった感じです。

ですので、何か物を持ち上げようと思っても、指で掴んで持ち上げるということができません。ただ、指をうまいこと輪っかなどに引っかけて持ち上げるという使い方はできます。

僕は前々から、「購入してきたペットボトルを手軽に持ち上げられるようにできたらなぁ。そしたらいろいろなジュースも飲めるのに。」と思っていたので、ペットボトルを指で引っかけて持ち上げる方法を考えてみました。

以下の内容は、手の握力がある人向けの自助具ではありません。握力がなく、指や装具など引っかけて持ち上げられればという人向けの自助具の作り方になります。
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作ったもの

で、いろいろ試行錯誤の結果、作ったのは、以下のものになります。

ペットボトルを持ち上げるための自助具

自助具部分だけを拡大すると以下のようになります。

ペットボトルホルダーを使った自助具

写真の輪っか部分に、指もしくは装具を通すことで、ペットボトルを持ち上げることができます。

飲むときは、ストロー用のキャップを嵌めて使います。

ペットボトル自助具をつけて、ストローをつける

いろいろ「何を使えば、手軽にペットボトルを持ち上げられる装具ができるか?」とか、「介助者が手軽に取り外しできるようにするには、どういったもので作った方が良いか?」をいろいろ考えた結果、上の写真のような作りになりました。

この自助具の作成には、以下の3つが必要です。

  1. ペットボトルホルダー
  2. リング
  3. 結束バンド

詳しい作り方は以下で説明します。

ペットボトル用自助具の作り方

作り方といっても、写真を見ただけでわかるかもしれませんが、一応作り方を説明します。

ペットボトルホルダーの加工

まずは、「ペットボトルの首に手軽に取り外しができる物がないか?」等ネットを探してみると、ペットボトルホルダーなるものが良さそうでした。

で、先日いろいろな種類を購入してみました。

いろいろな種類のペットボトルホルダー

この中で、最もペットボトル自助具作成に向いてそうだったのが以下の「ボトルムーバー」というペットボトルホルダーです。

ペットボトルムーバー

このベルト部分をハサミなどで切って、シリコン樹脂部分だけを利用します。

ボトルムーバーのシリコン樹脂部分

このボトルムーバーの良かった点は、シリコン樹脂の両端にリングをつけることができるような形状になっていたからです。

また、シリコン素材自体も、柔軟性があり、ペットボトルに取り付けやすかったです。

リングの用意

リングは、指の大きさによっても、変わってくるのですが、僕は以下のようなリングを購入してみました。

かまぼこ型の金属リング

上のかまぼこ型のリングは、雑貨屋などで購入しました。

丸状のものも購入してみました。

丸い形状のリング

上の写真のもの(内径30mmの二重リング)は、モノタロウで購入しました。

指の太さによってもリングの大きさは、変わってくると思いますが、指の細い人だと、以下のコクヨの二重リングが値段的にも強度的にも良いかと思います。

指が太い方向けだと、以下のリングあたりがよさそうです。

リングの大きさや、形状に関しては、実際に試してみないと何とも言えない部分はあります。

結束バンドの用意

あとは、以下のような結束バンドでシリコン樹脂部分にリングを固定します。

結束バンド

結束バンドは、以下のように袋入りでまとめて安く購入できます。

結束バンド100本入

組み立て

あとは、「ペットボトルホルダーのシリコン樹脂」に「結束バンド」で「リング」をくくりつけるだけです。

出来たものが以下になります。

ペットボトル自助具の完成(表)

裏は、こんな感じになっています。

ペットボトル自助具の完成(裏)

丸いリングで作成したものはこんな感じになります。

丸い金属リングをつけたペットボトルホルダー(表)

裏面はこんな感じ。

丸い金属リングを付けたペットボトルホルダー(裏)

少し結束バンドでの固定の仕方が違います。

完成品

あとは、ペットボトルに取り付けて「指を引っかけてペットボトルを持ち上げるための自助具」として利用します。

完成したペットボトルホルダー自助具

キャップが不要な場合は、ストローだけを差し込めばOKです。

キャップが必要な場合は、キャップにドリルで穴を開けて、ストローを差し込みます。

ペットボトル自助具のアップ

上から見ると以下のようになります。

ペットボトルホルダー自助具完成品を上から見たところ

左右どちらからでも、指か装具などを引っかけて持つことができます。

まとめ

こんな感じで、「手の指に障害のある人向けの指(装具)でリングを引っかけて飲み物を飲むためのペットボトルホルダー」を作成することができました。

材料は、ネットで安く手に入るので、1つ作るのに安くて600円ぐらい、高くても1000円弱ぐらいで作成できるかと思います。

僕の場合、買ってきたジュースに、今回作成した自助具をそのままはめて、すぐに飲むことが出来るようになって、重宝しています。