「ドラゴンスピーチ11J」を1年以上使用してきて感じた「良かった点」と「悪かった点」

前回、「AmiVoice SP2」を1年間使用してきて感じた「良かった点」と「悪かった点」という記事を書いたので、今回は「ドラゴンスピーチ11J」について書きたいと思います。

ドラゴンスピーチとは、15年以上の歴史を持つ世界シェアNo.1の音声認識・音声入力ソフトです。「ドラゴンスピーチ11J」のJというのは、ATOKなどでおなじみのジャストシステムが自社の商品にパッケージを変えたジャスト版の商品ということです。

それでは、「ドラゴンスピーチ11J」の「良かった点」と「悪かった点」を思いつくままに書いていきたいと思います。今回も、2大音声ソフトのもう一方である「AmiVoice SP2」との比較を織り交ぜながら紹介したいと思います。

(文字起こし機能は使っていないので省略します。)

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良かった点

認識率が良い

語彙数100万語の辞書を搭載しているだけあって、音声認識率はかなりのものです。公式ページにも書いてありますが、政治用語、IT用語に強いと思います。

文章の修正が得意

一度入力した文章を、再び修正するのは得意です。音声操作で、好きな場所を自由な文節で修正できるので、慣れれば手軽に修正できます。AmiVoiceの場合は、全然関係ない修正候補が出たりすることもありましたが、ドラゴンスピーチの場合は、関連性の高い修正候補が出ます。

周囲の雑音に強い

ドラゴンスピーチは、周囲に多少の雑音があっても問題なく動作します。AmiVoiceと比べても、雑音のフィルタリング機能が優れているのではないかと思います。

例えば、エアコンが轟音で動作していようが、(小さめの)テレビの音がしていようが、問題なく音声入力ができます。さすがに騒がしすぎると入力に支障をきたしますが、多少の音ならものともしません。

文書作成を全て声で行える

全くキーボードを必要とせず、文章の作成、修正、入力カーソルの移動、などを全て音声コマンドで行えます。障害などで、キーボードが全く使えない場合はドラゴンスピーチを使いこなせると、いろいろたはかどります。

そのほかのパソコン操作も可能

ソフトの起動、文字フォントのサイズや色の変更、ファイルの保存などのパソコンの操作用コマンドが豊富に用意されています。文章作成のみでなく、パソコン操作自体も声で行いたい場合は、選択肢はドラゴンスピーチしかないと思います。

機能が豊富

Google、Yahoo!、Wikipedia、MSN、食べログ、楽天、価格COM、YouTube、ニコニコ動画、Amazonなどに対応した、独自の音声検索コマンドなどがあります。

FacebookやTwitterに書き込むためのSNS専用コマンドも用意されています。

僕はスマートフォンを、持っていませんが、スマートフォンのマイクから音声入力なんてこともできます。

スリープ機能が便利

音声入力をオフにするのを忘れたときにでも、自動的にスリープ状態になってくれます。僕の場合は、音声入力を切り忘れることが結構あるので、地味に便利です。テレビ音などで無駄な音響学習をすることがありません。

良かった点まとめ

良かったところをまとめると、パソコン操作から、文章の作成・修正に至るまで全てを声で行えるといったところです。これはドラゴンスピーチにしかできない芸当です。

悪かった点

重たくて遅い

アプリの起動から、音声入力に至るまで、何かと重くて時間がかかります。低スペックパソコンだと実用に耐えないほど遅いです。ハードディスクに、SSDを使うことでだいぶ改善はされますが、それでもAmiVoiceの軽快さには劣ります。

直接入力が使えない

附属のエディターア以外の他のアプリに直接入力したくてもエラーが出てアプリが落ちたりするので全く使えません。一応、Outlook、Word、Excel、PowerPoint、Internet Explorerなど主要ソフトには、体をしていますが、それ以外の使用はほとんどできないと考えたほうがいいです。

対応していないソフトであっても「音声入力ボックス」から転送という手段は、あるのですが使いづらくて、あまり使い物にはなりません。

安定していない

先程も書いたのですが、とにかく不安定で、直接入力などをすると、エラーで動かなくなったりすることがあります。また、音声入力機能をオフにしていてもテキストを選択すると修正ダイアログが出てきたりして、イマイチ動作が安定していません。

安定した動作をさせたいなら、音声入力するときは、必ず附属のドラゴンエディターを使用する必要があります。

サポートに不安

以前のドラゴンスピーチ2005のとき、Windows7の対応パッチを出さなかったことから、サポート面で少し不安なところがあります。ドラゴンスピーチの大元はNuance Communications Inc.という、アメリカの企業です。

その日本支社であるニュアンス・コミュニケーションズ・ジャパン株式会社が、日本におけるニュアンスの音声・イメージング技術のライセンス業務、ソフトウェア販売業務、日本語化研究開発業務、開発受託業務を行っています。

その下でさらに、アセンディアやジャストシステムがパッケージ化して販売をしているので、様々な問題に対処しづらい構造になっているのではないかと思います。

エディターが使いづらい

ドラゴンスピーチもAmiVoiceも附属エディターが使いづらいのは、どっちもどっちといった感じです。

せめて、デフォルトフォントの設定、エディターウィンドウの大きさの保存などができればと思います。

悪かった点のまとめ

悪かった点に関しては、重くて、不安定という言葉に尽きると思います。必ず附属のドラゴンエディターを使用して利用することをお勧めします。

まとめ

いろいろ書きましたが、ドラゴンスピーチ11は、音声のみでで文章入力、PC操作に特化した音声認識ソフトだと思います。

キーボードやマウスなどを使わずに、作業を行いたいのであれば、ドラゴンスピーチか選択肢はないです。

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